土屋役・三浦誠己が『モンテ・クリスト伯』真海の姿と希望的結末を激白
三浦誠己が秘書・土屋から見た「真海の姿」と、“完全なる妄想”のラストシーンを語った
■真海よりヤバい人が?
物語は中盤に入りますます盛り上がりを見せる中、6月14日の最終回は、夜9時~10時48分の2時間スペシャルで放送されることが発表された。そんな今後の見どころを聞いてみると。
「見どころは、全部ですね。登場人物が、どういう風に変わっていくのか? それぞれの人生が、どうなっていくのか?
じつはまだ、ラストを知らないんですよ。でも、どこかヒントになる部分は、あると思うんです。例えば、マリア像が出てくるあたり『誰かが、見ている』というメッセージで、勧善懲悪のような、悪事を働いた人間がどういう道をたどるのか…。
それにしても、ほとんどの登場人物がクレイジーというか、恐ろしい人だらけですよね。(笑)今後、意外な人が『もしかすると、真海さんよりヤバいかも…』と思うほど、恐ろしいことをするので、後半に向けても見逃せないですよ」
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■三浦の描くラストに…
キャスト全員がまだラストを知らないそうだが、三浦には思い描いているラストがあるという。そのストーリーは、こうだ――。
復讐を遂げた真海は、満足して全てに興味を失い、新たな人生を生きることに決めた。そこで莫大な資産と共に、全てを忠実な秘書・土屋へ譲り渡し「お前がこれから、モンテ・クリスト・真海になるんだ」と告げる。
「ラストシーンは、書類にMonte.Cristo.Sとサインする土屋の手元が映り、立ち上がって別人の秘書に『土屋』と呼びかける…っていうの、どうですかね?(笑)」
インタビューの場には、真のラストを知る数少ない人物のひとり、本作を担当するフジテレビ・太田大プロデューサーが同席していたのだが、三浦の妄想…もとい大胆な構想を聞き、「違いますね。(笑)」とバッサリ。
土屋の土屋による、土屋のための希望的ラストシーンはないようで、
「そんなことしたら、速攻で○○(ネタバレ含むことになるので、伏字)あたりが殺しに来て、『俺が三代目だ』とか言い出しそう」(太田P)
「あぁ、誰かが『二代目にはお世話になったんですよ』とか言ったりして…落語家の襲名みたいなことに?(笑)」(三浦)
…と、さらなる妄想が広がっていった。
そんな「モンテ・クリスト・真海 襲名披露」は起きそうもない、『モンテ・クリスト伯』の気になる第5話。
真海は入間の娘・未蘭(岸井ゆきの)の婚約者で、外務省勤務でマレーシアに駐在していた出口文矢(尾上寛之)を日本に呼び戻す。日本に帰れたことを喜ぶ出口に、真海は頼みがあると持ちかける。
守尾信一朗(高杉真宙)との恋を多くの人に応援されている未蘭だが、真海の復讐の渦に巻き込まれてしまうのか?
また、三浦が語った「もしかすると、真海さんよりヤバいかも…」という意外な人物が、動き出すもよう。今夜10時からの放送も、必見だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)