NGT48荻野由佳が大差で速報2連覇! 10度目AKB総選挙の見どころは?
30日、48グループ各劇場にて『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』の速報順位発表が行われた。
30日、東京・AKB48劇場を始めとした全国の48グループ各劇場にて、『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』の速報順位発表が行われた。
昨年の速報1位・NGT48荻野由佳が、SKE48松井珠理奈に大差を付けて「連覇」を達成。本選では大本命と見られる松井に、荻野がどこまで迫ることができるのか、注目だ。
■そもそも「速報」って何?
『AKB48選抜総選挙』は、AKB48のシングル表題曲およびカップリング曲を歌唱するメンバーをファン投票によって選抜するイベント。2009年に第1回が行われ、以降、年に1度の恒例行事となっている。
今回は「世界選抜」と銘打っていることからも分かるように、史上初めてJKT48(ジャカルタ)、BNK48(タイ)、TPE48(台湾)といった海外グループのメンバーも立候補が可能になった。
その結果、計15名の海外メンバーが立候補している。なお、JKT48は宗教上の理由から全員が不参加。
通例、投票券が封入されたシングルの発売日(投票受付開始の翌日)に速報順位が発表される。店着日翌日の発表となるため、約1日分だけの投票が反映されるということだ。
記念すべき10回目となる今回も、52ndシングル『Teacher Teacher』発売日に速報発表が実施された。
昨年は荻野が速報で1位を獲得したことが大きな話題となり、本選でも5位にランクイン。一躍人気メンバーの仲間入りを果たしている。たかが速報とは言え、最終順位を占う上で決して軽視はできないランキングなのだ。
なお、投票受付期間は6月15日15時(日本時間)までとなっている。
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■速報は荻野が圧勝、地元・SKEも好調
冒頭で述べた通り、速報1位に輝いたのは昨年に引き続き荻野だった。59,531票を獲得し、同2位・松井の38,943票に2万票以上の大差を付けた。
ほかにも太野彩香が同7位、加藤美南が同9位、長谷川玲奈が同11位に入るなど、今年もNGT48勢の強さが際立つ。
あくまで速報とは言え、全国的な知名度がほぼないに等しい太野や長谷川(ともに前年まで2年連続圏外)を上位に食い込ませ、さらに研究生2名をアンダーガールズ枠へ入れた。新潟ファンの熱量の高さをうかがわせる結果と言える。
しかしそうした中、選抜圏内となる16位以内に最大人数を送り込んだのはSKE48だった。前述の松井のほか、須田亜香里が速報5位、一色嶺奈が同10位、荒井優希が同12位、小畑優奈が同16位と、5名がランクイン。
今年の開票イベントは愛知・ナゴヤドームで行われる。「ホーム」で負けるわけにはいかない栄ファンが意地を見せた形で、開票日までにまだまだ伸びることが見込まれる。
ただ、昨年8位の惣田紗莉渚がランク外という波乱もあり、先の展開は読みづらい。
なお、グループ別の選抜圏内人数はAKB48が4名、SKE48が5名、NMB48が0名、HKT48が3名、NGT48が4名、STU48が0名(兼任除く)となっている。海外グループでは、BNK48から2名が101位と120位に入るのみにとどまった。