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最終回がエピソード0で『コンフィデンスマン』無限ループ続出 既に五十嵐ロスも

長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也のコンフィデンスマンたちが繰り広げた仕掛けと伏線回収に歓喜

エンタメ

天才詐欺師・ダー子(長澤まさみ)を中心に、大物たちから大金を騙し取る痛快エンターテインメントコメディー『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)。

11日夜9時より15分拡大で最終回第10話が放送され、最後まで繰り広げられた痛快すぎる展開にファンたちは歓喜した。

 

■コンフィデンスマン編

東出昌大,佐藤隆太

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

もう十分稼いだのだから詐欺師稼業から足を洗うべきだと忠告し、ボクちゃん(東出昌大)はダー子とリチャード(小日向文世)のもとを離れた。

1年後、引っ越し業の仕事に就いていたボクちゃんは、新人の鉢巻秀男(佐藤隆太)と親しくなる。体が弱かった鉢巻は、親が残してくれた資産を切り崩しながら暮らしており、今までまともに働いたことがなかった。だが、結婚詐欺の被害に遭い、すべてを失ってしまったというのだ。

佐藤隆太

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

半年前、結婚相談所に登録した鉢巻は、紹介された早苗という女性と意気投合し、結婚を約束。しかし、早苗は両親の借金を理由に結婚できなくなったと言い出す。鉢巻は迷わず、全財産の3,000万円を早苗に貸したが、その直後から彼女と連絡が取れなくなり、結婚相談所もなくなったのだと語った。

鉢巻が描いた早苗と結婚相談所の所長の似顔絵を見たボクちゃんは、それがダー子とリチャードであると確信する。

長澤まさみ,東出昌大,小日向文世

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

ボクちゃんは、鉢巻を引き連れてダー子のスイートルームを訪れ、真相を確かめようとするが、鉢巻の態度が急変。荒々しい男たちが部屋に雪崩れ込み、鉢巻は中国人マフィア・孫秀男だと名乗って、父を騙したコンフィデンスマン「子犬」を探していると言い出した。

 

■ボクちゃんのお人よしがまた…

これまでダー子に利用されることも多かった、ボクちゃんのお人よしキャラ。そこがボクちゃんのかわいさで、武器でもあるのだが、今回は深刻なピンチを招いただけにツッコミが続出する。

しかも、五十嵐(小手伸也)までも…

いずれも、後にからくりであったと明かされるが、この瞬間は「マジか!?」状態だった。

 

■全てが信じられない…

長澤まさみ,東出昌大,小日向文世

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

鉢巻が執拗に「子犬」は誰かと問い詰め、緊張感漂うシーンが続く中、ダー子、ボクちゃん、リチャードの本名をそれぞれ、フジサワヒナコ、ニシザキナオト、カマタキヨシであると指摘。

生い立ちや、離れて暮らす家族の現在の状況が語られるのだが、「そんな過去が…」と思うよりも、圧倒的に多かったのが…

そう、みんな「コンフィデンスマンの世界」に鍛えられすぎである。(笑)

 

■謎解きは『名探偵海老河原の冒険』

長澤まさみ,東出昌大,小日向文世

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

息詰まる心理戦が繰り広げられ、ダー子が5億円、ボクちゃんは7億円、リチャードは3億円――合計15億円を振り込ませる鉢巻。

しかし、その上で3人を射殺しようとする鉢巻に、最後は撃たれることを受け入れたダー子は、「強いて思い残すことがあるとすれば、『名探偵海老河原の冒険』の犯人が分からなかったことかな」と言う。

3人を撃ち、意気揚々と引き上げるリムジンの中、祝杯をあげながら『名探偵海老河原の冒険』を観る鉢巻たち。しかし、トリックは血のりが発射される銃で、そこに登場する人物たちの名前が、フジサワヒナコ、ニシザキナオト、カマタキヨシ!

慌てて銃を撃ち、出てきたのが血のりであると確認すると、ホテルへ戻るように鉢巻は指示する。

さらに銀行から電話が入り、元々持っていた金と合わせて30億円になっていたはずの口座から、全額引き出されていると告げられる。

全てはダー子が仕組んだ罠で、鉢巻を連れて来たボクちゃん、3人の情報を流した五十嵐も鉢巻を騙すために動いていた。もちろん、鉢巻が掴まされた情報である、リチャードやボクちゃんの家族などは、子猫ちゃんたちだった。

 

■エピソード0の見事さ!

今回のストーリーは、時系列としては第1話が始まる直前――いわば「エピソード0」ともいえる内容。

『コンフィデンスマンJP』では、時系列があちこちに飛んでおり、例えば、第2話のラストに出てきた桜田リゾートの温泉に用意されていた化粧水は、第8話「美のカリスマ編」美濃部ミカ(りょう)が再起して作ったと思われる商品。そのため8話は、2話より前の時系列になる。

そんな各話のオマージュや小ネタを楽しんできたファンたちは、この最終回開始早々にダー子がボクちゃんに言った「398回目」というセリフを聞き逃さなかった。

第1話の前半でボクちゃんが「足を洗う」と言い出した際に、ダー子が「400回目」と言ったことを憶えていた人が少なくなかったのだ。

とはいえ、「そういうことでしょ?」と思いながら観ていた人たちも含め、この見事な初回冒頭へと繋がる結末に、多くの喝采や絶賛する声が溢れている。

そして、この最終回が初回のストーリーへブリッジしていることで、第1話から観直したくなる人が大量発生。そのため…

「コンフィデンスマンの世界」を無限ループしちゃう気マンマンな人が、続出している。

 

■専属バトラー誕生秘話にもスッキリ

この最終回で回収された伏線の中で、多くの人が大喜びだったのはなんといっても、

マイケル・キダが演じるバトラー「誕生秘話」があったこと。

この「なるほど!」も、みんなの痛快・爽快感を増していた。

 

■副音声に感謝&五十嵐ロスが…

小手伸也

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

今回の「五十嵐のスウィートルーム」は、ぼっち進行。しかも、開始早々に本編視聴を先にするよう促すため、「副音声を切ってください」と言い出し、「本編に触れてないぞ」宣言!(笑)最後まで規格外な副音声を貫いた。

とはいえTLには、スタッフから寄せられた各話のこぼれ話に歓喜するファンが多く、全6回にわたってホストを務め、楽しませてくれた小手への感謝のコメントも。

そして異例の「五十嵐推し」を公言している、しらべぇドラマ班も例外ではないが…

五十嵐ロス発症者が、増加しそうだ。

 

■映画化をまだ信じきれない人々

長澤まさみ

(画像提供:(C)フジテレビ『コンフィデンスマンJP』

前回の「映画化決定!」の発表を信じられないファンが多かったが、最終回の後にも続報がなかったことで、

改めて「何が本当で何が嘘か?」わからなくなっている人たちの声が。

しかも、小手のこのツイートに、

脚本家・古沢良太がこんなコメントをしていることから、

鍛えられすぎたファンほど、翻弄されてしまっている。

しかし、騙されるのを楽しむのも「コンフィデンスマンの世界」。毎回「次は、どうなるんだ!?」とワクワクしていたのと同じ気持ちで、続報を待ちたい。

《これまでに配信した『コンフィデンスマンJP』関連記事一覧はこちら

・合わせて読みたい→今夜『コンフィデンスマン』最終回 長澤まさみ「ダー子七変化」を一挙振り返り

(文/しらべぇ編集部・くはたみほ

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