トラブルも多い芸能人二世に厳しい視線 「タレントにならないほうがいい」との声も

芸能人二世は、タレントにならないほうがいい?

2018/06/22 10:00


(kckate16/iStock/Thinkstock)

しらべぇでも既報の通り、女優・高畑淳子の息子で、2016年に強姦致傷罪で逮捕されその後不起訴になった高畑裕太に「復帰説」が浮上。

現在のところ「確定」ではなく遺品整理やバーで働いているというが、劇団の手伝いも並行しており、舞台に復帰した上で芸能活動を再開するのではないかとの見方がある。

不起訴とはいえ不適切な行為に及んだことは間違いないだけに、復帰については否定的な意見を持つ人が多いようだ。



■犯罪に走る二世タレントも…

高畑裕太のように、二世タレントの中には犯罪に走ってしまう人もいる。また、不倫や浮気、ドタキャンなど、倫理観を欠いたトラブルを起こすケースも多い。

幼い頃から大金を手にしているため金銭感覚が常人離れしていることや、親の威光に守られ、行動を注意できる人間も少ないと思われることから、「調子に乗ってしまうのでは」との指摘がある。

中には、芸能人二世は「タレントにならないほうがいい」という意見を持つ人もいるようだ。


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■二世はタレントにならないほうがいい?

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,328名に芸能人二世の職業について聞いた調査で、「タレントにならないほうがいい」と答えた人は全体で43.3%。

さらに性年代別で見ると、女性の意見が厳しく、30代女性は52.2%が「ならないほうがいい」と回答している。

一方、成人の子供を持つ人も多い60代女性は36.8%と割合が低め。「職業選択は子供の意志を尊重すべき」と考えているのかも。


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■それぞれの意見は?

ならないほうがいいと感じている人、「自由だ」と感じている人。それぞれに意見を聞いてみた。

<ならないほうがいいと思う人>

「芸能人二世って明らかに面白くなかったり、演技の能力がないのに、『親が有名』ってだけでテレビに出演している人が多い。


自分に実力がないのに持ち上げられて調子に乗ってしまったり、反対に『実力がないのに親の力で…』って悩んで落ちていく人もいる。


ハングリー精神がないと芸能界は乗り切れないので、甘やかされている芸能人二世は、タレントにならないほうがいいのでは」(30代・男性)


<自由だと思う人>

佐藤浩市、宇多田ヒカルなど、親の才能を受け継いで素敵な芸能人になっている人もいます。二世だからというより、本人と親の問題ではないかと。


親の威光に頼ろうとする人間は向いてないですが、自分の力でのし上がろうとする人ならなってもいいのではないかと。最初から〇〇の子供! って出てくるからよくないのかも」(20代・女性)


芸能人二世だからといって「タレントにならないほうがいい」と言われてしまうのは、少々理不尽な気もするが、トラブルも多く「言われても仕方がない」状況。

しかし、そういった声を跳ねのけて活躍している人もたくさんいる。優れた才能が、今後も出てくることに期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の男女1,328名(有効回答数)
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