まさかの歴史的勝利で好発進のサッカー日本代表 セネガル戦はどう戦う?

サッカー日本代表は、24日にFIFAワールドカップ・ロシア大会の2戦目を迎える。対戦相手のセネガル代表とはどんなチームで、日本はどう戦うべきなのか。

2018/06/23 10:00



■日本のスタメンは初戦がベース

そんなセネガルとの一戦に、日本はどんなメンバーで臨むのか。西野監督は「ベースは初戦」と明言しており、コロンビア戦でスタメン出場した選手が主に起用される見込みだ。

よって、システムはそのまま4-2-3-1が採用されるだろう。一躍注目を浴びた「ハンパない」大迫が勢いそのままに1トップ。見事な連携を見せた香川&乾の元セレッソ大阪コンビもそのまま使われそうだ。

また、攻撃の起点として多彩なパスを出し続けた柴崎も外せない。ボランチの相方としては大島僚太(川崎フロンターレ)の出場にも期待したいところだが、ケガの影響もあり、あまり現実的ではない。

おそらく長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)のまま行くと考えられるが、長谷部もパフォーマンスが最高レベルには見えなかった。セネガル戦では、山口蛍(セレッソ大阪)を使う可能性もある。

ディフェンダー陣は初戦で見事な働きを見せてくれた。控えにも槙野智章(浦和レッズ)など優秀な選手がそろっているが、現時点ではコロンビア戦に先発した4名がベストチョイスと言えるだろう。

ただ、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)に代えて植田直通(鹿島アントラーズ)を起用しても面白い。植田と昌子は普段からコンビを組んでいるだけに、相性は一番いいはずだ。


関連記事:サッカー日本代表・長谷部誠選手 「メンタルおかしい」選手たちとコロンビア戦へ

■GKは変更の可能性あり

入れ替わる可能性が最もあるのは、ゴールキーパーだ。川島永嗣(メス/フランス)は長年代表の正守護神として君臨してきた素晴らしいプレイヤーだが、直近の数試合ではクオリティの低いプレーが目立つ。

控えの東口順昭(ガンバ大阪)、中村航輔(柏レイソル)はともにJリーグを代表する名GK。ここは将来の日本代表を見据える意味でも、23歳の中村に期待したい。アグレッシブな飛び出しと本能的な瞬発力には定評のある選手だ。

セネガル戦は間違いなく厳しい戦いになる。それだけに、もしこの一戦を勝ちきることができたならば、その勢いで悲願のベスト8到達も夢物語ではなくなるかもしれない。

コロンビアに勝ったことで、日本の全サッカーファンが「手のひら返し」をしたくてうずうずしている。日本代表は、そのひねくれた期待に応えることができるだろうか。

・合わせて読みたい→サッカー日本代表・長谷部誠選手 「メンタルおかしい」選手たちとコロンビア戦へ

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

W杯ワールドカップサッカー日本代表西野朗
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング