「意識高い系オサレ本屋」は本屋じゃない? ネットで猛烈な議論に
蔦屋書店などに代表される業態は、古くからの本好きには素直に納得出来ないもの?
■「オサレ()」が誰に迷惑をかけた?
また、投稿者は…
「お前やお前の取り巻きが散々『オサレ()』と馬鹿にしまくってる店作りも、その生き残り戦略の一つなんだよ」
と主張。そして、
「お洒落な空間を味わいその雰囲気と気分の高揚の中で本を選んでお前らに何か迷惑かけたか?」
「なぜ『意識高い系()』と自分とは異なる消費スタイルの客をそこまで嘲笑しまくる?」
「貴重な新規客を嘲笑するオメーらみたいなスノビズム拗らせた排他的な人間が市場の縮小に拍車かけてんだよ」
と持論を述べた。
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■愛ゆえに覚える寂しさ しかし、マニアがジャンルを潰す
もっとも、深い愛ゆえに変わっていく業態に寂しさを覚えるのは仕方のないこと。本好きだからこそ、もはや見飽きた定番の書籍より新刊本に惹かれるのも納得だ。
記者個人としても、コーヒーを頼めば買う前の書籍を読むことができるシステムに関しては、「さすがにカフェメインでは?」と正直あまり好きではない。
だが、一方で「熱心なマニアがそのジャンルを衰退させる」というのは、プロレス、SF、バイク…などなど、色んな分野で確認されてきたことであるのも事実。
従来型の書店好きの人はここはひとつ、大きな心を持って「雰囲気のいいオサレ書店」を認めてみてはいかがだろうか。
ちなみにしらべぇ編集部では以前、全国の20~60代の男女1,332名を対象に「本屋によく行くほうだ」という人の割合を調査。その結果、全体では36.4%が「本屋によく行くほうだ」と回答。年代別では20代がもっとも高い数値だった。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)