トイレで立ちション禁止!? 「用を足すくらい自由にさせてほしい」の声も

掃除が大変になるから、立ちションをやめさせる女性は多い。それでも立ちションをしたい男性は…。

2018/06/26 06:00


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(ben-bryant/iStock/Thinkstock)

「汚れるから座ってしなさい!」と、結婚する際に「立ちション禁止令」が出た男性もいるのでは。昔に比べると、座りション文化も浸透しつつある。

しかし、「なぜ怒るのか理解できない」男性も多い。



■男性も座って…

しらべぇ編集部は全国の20代〜60代の男性300名に対して「トイレ」について調査したところ、29.3%の人が「座りション」をしていると回答。

立ちション派が多いものの、約3割の人は座りションをしているのだ。「座りション」命令をしたであろう女性たちからは、「汚れ」「匂い」「音」が問題と話す。

「トイレの掃除をしているとき、なかなか臭いがとれないな〜と思っていたら、床に黄色いものが…。掃除のこと考えて立ちションはやめてほしい」(30代・女性)


「仕方ないかもしれないけど、ジャージャー音をたてているのにうんざりする。その音で朝起きたことも何度かある。座ればそこまで音は出ないのに」(20代・女性)


「うちは便座にカバーをしていて、何度かカバーを濡らされたことがある。気づかないで座ってしまい、本当に気持ち悪かった。それが原因で大喧嘩したことも」(30代・女性)


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■掃除をしたくない夫

どうしても立ちションがしたいなら…と夫を掃除にしたところ、座るようになった家庭もあるよう。

「前までは立ちションをしていて、毎日掃除が大変だった。そこで、旦那に掃除をやってもらったら苦労がわかったのか、座りションをしてくれるように」(40代・女性)


「うちの旦那は、一人暮らし歴があるので掃除の大変さもわかってくれている。だから座ってしてくれるし、たまに掃除も手伝ってくれる」(30代・女性)


「座りション禁止って言ったら、最初は難色を示していたけど、『自分で掃除してくれるなら、どっちでしてもかまわない』と言ったら、掃除はしたくないらしく、すぐに座ってしてくれるようになった」(30代・女性)


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■男の特権

当事者である男性の意見を聞いてみると、「男の特権」「立ちションが楽」の声が上がっている。

「立ちションは男の特権と思っているからやめたくない。トイレの使い方まで女性に合わせないといけない世の中なんて、窮屈すぎる」(20代・男性)


「なんでこんなに否定されるようになったんだろう。立ちションのほうが楽だから好きなようにさせてほしい」(30代・男性)


「昔は立ってするのが当たり前だった。音がうるさいとか汚いとか言われるのが理解できない。立ちションは男の最後のこだわりだと思っている」(60代・男性)


女性からすれば、「なんでわざわざ汚れる使い方をするの!」と不満に感じてしまうもの。

どうしても立ちションを継続したければ、使用後に周囲を簡単に拭いたり、掃除を担当したり、トイレをきれいに保つ努力が必要かも。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2014年5月19日〜2014年5月20日
対象:全国20代〜60代の男性300名(有効回答数)
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