W杯・渋谷の痴漢被害に「行く女が悪い」と呆れ 被害者非難に賛否が相次ぐ
サッカー・W杯で日本代表の決勝トーナメント進出に盛り上がる渋谷。痴漢やスリが横行したことも話題に。
■被害者への非難に疑問も
自衛すべきという観点から考えれば、渋谷に近づくことは「みすみす痴漢されに行っているようなもの」かもしれない。
しかし、こういった「女性が悪い」という意見に真っ向から対立する意見も。あくまでも問題なのは痴漢する側であり、被害者を非難する意見は間違っているというものだ。
サッカーに興味を沸かすことのできない私のような非国民はその日試合があるなんてことも知らなかったりするし、渋谷で働いている人だっていっぱいいるんだし、「痴漢されたくなきゃ渋谷来るな」は横暴すぎる…
— あきなこ💪 (@kinako_Tclone) June 29, 2018
サッカー日本戦…又渋谷で胸や尻を触られる女の子出るのかなって憂鬱になる
こういう時必ず「そんなとこ行くのが悪い」とかいう輩が出るけど、馬鹿を言うな!何があっても痴漢する奴が悪いんだよ そういう奴はレイプされるのも女の子(場合によっては男の子も)の不注意が悪いとか斜め上を言うんだ— Lahamu (@xLahamux) June 28, 2018
https://twitter.com/fm62175371/status/1012531048662437888
関連記事:女性専用車両は本当に必要? 元アイドルが考える「もっと有効な痴漢対策」とは
■意図的に痴漢をした経験は…
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男性671名に「電車内での痴漢」について調査したところ、約1割が「意図的に痴漢をしたことがある」と回答している。およそ10人に1人の男性が経験している痴漢。決勝トーナメント進出が決まった熱狂的な雰囲気の中では、その割合はもっと増えるだろう。
安全な通行を促す「DJポリス」の出動や、過去の例から渋谷に近づく女性も少なくなってきたこともあり、痴漢の件数はかつてに比べると減っているのかもしれない。
とはいえ、やはり完全になくならないのが現実だ。そういう意味では、痴漢が悪いというのは大前提としながらも、渋谷に近づかないのも一つの手なのかも。
・合わせて読みたい→痴漢のために上京…逮捕の男の発言に「意味不明」「パワーワードすぎ」
(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20~60代の男性671名(有効回答数)