サッカー日本代表、優勝候補・ベルギーに逆転負け タコの予想外れ初のベスト8進出ならず

一時は2点リードでベスト8が見えていたが…

サッカースタジアム
(TongRo Images Inc/Thinkstock/画像はイメージです)

サッカーW杯ロシア大会、決勝トーナメントに駒を進めた日本代表は、3日、ロストフ・アリーナでベルギー代表と対戦した。グループGを首位で通過したベルギーは、FIFAランキング3位。優勝候補の一角との呼び声も高かった。



 

■前半は0対0

日本代表は、グループリーグ初戦のコロンビア戦、2戦目のセネガル戦と同じスターティングメンバー。前半はベルギーがシュート10本、日本が4本と攻め込まれる展開。

しかし、変幻自在なドリブルが脅威のアザールや決定力の高いルカクらを組織的な守備で抑える。強力なベルギー攻撃陣に対して、日本ディフェンダーのブロックも奏功し、ほとんどのシュートは枠を捉えられない。前半を0対0で折り返した。


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■後半48分に日本先制も…

しかし、後半の48分、柴崎からのスルーパスに駆け上がった原口が、ゴール左隅に叩き込んで先制点。さらに、後半52分、香川からのパスをペナルティエリア前で受けた乾が、ゴール右にミドルシュートで2点目を決めた。

地力で勝るベルギーも後半69分、ヴェルトンゲンが浮かせたヘディングがキーパー川島の頭上を越えて1点を返す。さらに後半73分、アザールのセンタリングをフェライニが身長を活かしたヘディングで決めて同点に。

さらにアディショナルタイムにベルギーのカウンターで、シャドリが逆転のゴールを決めた。


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■タコのラビオくん、予想外す

北海道小平町の沖合で捕獲され、これまでコロンビア戦の勝利、セネガル戦の引き分け、ポーランド戦の敗戦を予想し、すべて的中してきたタコのラビオくん。

初代はすでに出荷されてしまったが、2日早朝に獲られた2代目ラビオくんは、この試合で日本の勝利を予想していた。2代目は惜しくも予想を外したことになる。

一時は2点リードし、初のベスト8も見えていた西野ジャパン。短い準備期間でここまでチームをまとめ上げた指導力と、起用に応えた選手たちに惜しみない拍手を送りたい。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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