記録的な大雨で「避難勧告アラーム」が鳴りまくり 「音変えて」「怖い」の声

西日本から東日本にかけて、記録的大雨の恐れ。最新の気象情報や、自治体の避難情報をチェックしてほしい

2018/07/05 19:00


洪水
(fotojog/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

気象庁は5日午後、臨時記者会見を行い、今月8にかけて西日本~東日本の広範囲で記録的大雨となる恐れがあることを発表。

中でも、近畿・中部地方では断続的に大雨が降り続いており、一部地域では避難勧告も発令されている。



■8日にかけて広範囲で記録的大雨の恐れ

気象庁は会見の中で、梅雨前線がしばらく停滞するため、広範囲で大雨が降り続く状態が8日頃まで続くと発表。

低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に対する厳重な警戒が必要だとして、最新の気象情報を確認し、自治体が発表する避難情報に注意するとともに、危険度が高まっている地域では少しでも早く安全な場所に避難するよう呼びかけている。

また、マリアナ諸島では台風8号が発生。「tenki.jp」によれば、今後発達しながら北上する見通しで、8日には暴風域を伴った非常に強い勢力へと変わり、沖縄では来週前半に台風の予報円がかかる予報となっている。


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■近畿地方では「避難勧告アラーム」に恐怖

5日、大雨による避難勧告が発令された地域もあり、近畿地方などでは「アラームが頻繁に鳴りまくっていた」という報告が多数。

先月に発生した大阪北部地震や、東日本大震災での恐怖もまだ記憶に新しく、「地震を思い出した」「思わず机の下に潜った」など、頻繁に鳴るアラームが「怖い」といった声が続出。

https://twitter.com/blackcat_candy/status/1014764068874227712

https://twitter.com/22lgSZvoCoFXADn/status/1014760044334682112

多少怖いくらいの音でなくてはならないことは承知していても、「地震速報と避難勧告のアラームとで音を変えてほしい」といった声が相次いでいる。


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■「アラームをBGMに授業・仕事」と嘆きの声も

一方で、避難勧告のアラームが鳴っていても、学校の授業や仕事が続行されている状況もあるようだ。

https://twitter.com/12g453/status/1014752294263406594

https://twitter.com/ookini963/status/1014739683878756354

中には、避難勧告アラームに加えて火災報知器が誤作動を起こしてしまったという人まで。


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■最新の気象情報を確認し、速やかに避難を

これから8日頃にかけて、広範囲で記録的な大雨となる。「自分たちは大丈夫」と過信せず、最新の気象情報や自治体が発表する避難情報を確認し、危険が高くなった際にはすみやかに避難を始めてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

西日本気象庁梅雨前線強風
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