路線バスの降車ボタンを率先して押したい? 答えは圧倒的に…
路線バスユーザーに降車ボタンについて意識調査を実施。積極的に押す人は少ない?
通勤や通学で利用する人が多い路線バス。終点以外で降りるときは、降車ボタンを押すことで運転手に下車する意志を伝える。そんな降車ボタンだが、あなたは率先して押したいと思うだろうか? それとも、「なるべくならほかの人に…」と考えるのだろうか?
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■路線バスの降車ボタンを率先して押したい?
多くの人は、どう考えているのか。しらべぇ編集部では全国の20代~60代の路線バスに乗ったことがある人1,167名に降車ボタンを「率先して押したい」かどうか調査を実施。
結果、「そうだ」と答えた人は、5.0%。そして「どちらかといえばそうだ」が24.3%で、率先して押したいと感じている人は29.3%に。
一方、「あまりそうは思わない」は44.6%、「そう思わない」が26.2%で、「なるべくなら押したくない」と考えている人は70.8%。圧倒的に、降車ボタンを押すことに「積極的ではない」人が多いことがわかった。
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■積極的に押すのはどんな人?
降車ボタンを押すことに積極的な人はどういう人なのだろうか。興味深いデータがこちら。
容姿に自信のある人のほうが、19ポイントも高く「率先してボタンを押したい」と回答しているのだ。
バスの降車ボタンを押す行為は、少なからず乗っている人々の注目を集めることになる。もしかすると、「目立ちたい」気持ちがこんな部分にも滲み出ているのかも。
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■よく路線バスに乗る人に聞いてみると…
降車ボタンを絶対に押さないというSさんに聞いてみた。
「私は降車ボタンはギリギリまで押しません。なんか、『ボタン押したくて、待ってました!』『私はここで降りる!』って自己主張している感じがするので、誰かが押してくれるのを心待ちにしています。争うように押してる子供たちを見ると、微笑ましいなあって。
人によっては、『絶対自分が押さなければ嫌』という人もいるみたいですけど…私にはちょっと理解できないですね」
「押したくない」人からすると、「押したい」人はありがたい存在なのかも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の路線バスに乗ったことがある人1,167名 (有効回答数)