石原良純、豪雨災害について熱弁 的確な説明と住民に寄り添うコメントに称賛
気象予報士・石原良純のコメントに、多くの反響が寄せられている
西日本を中心に、広い範囲で甚大な被害が出ている豪雨災害。
9日放送の『モーニングショー』(テレビ朝日系)でも現在の被害状況などが報じられ、その中での気象予報士・石原良純(56)の発言が、称賛を浴びている。
■玉川徹氏、報道機関の対応に疑問譜
同番組では、とくに被害が大きいとされる岡山県倉敷市の救助活動の様子を報道。
その中で、コメンテーターの玉川徹氏は、6日の金曜日に大阪のラジオ番組に出演する予定だったが、「金曜日以降、大雨の影響で災害が起こる可能性がある」との理由で出演がキャンセルになったことを明かした。その上で玉川氏は…
「(ラジオ前日の)木曜日の時点では、ここまでの災害になるかってことは分からなかったんですけど…。相当警戒しなければならない状況に週末なる、ということは分かってたみたいなんですよね。
…だから、これが『それ以上』だったがためにこれだけ多くの犠牲者が出たのか、それとも、もしかしたらもっと救える命があったのかもしれないな、という部分があったのかなと…」
と、これだけ被害が拡大する前に、もっと警戒を呼びかけていればと、気象庁や行政の対応について疑問を投げかけた。
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■良純「今までの中で非常に早いタイミング」
玉川氏の疑問に見事に答えてみせたのが、良純。玉川氏のコメントにかぶせるようなかたちで割って入り…
「今回のことに関して言えば、『特別警報』はかなり早い時点で出て、行政がそれに連動して早い段階で避難指示を出すというところまでやっていたと思うんです。
僕は実際に木曜日くらいから見てて、随分早い段階で警報とかを出してるなって。今までで一番早いタイミングで出てるんですよ」
と、今回はかなり早い段階から特別警報が発表され、避難が呼びかけられていたことを気象予報士の立場から説明した。