倉敷市への支援物資に「秋冬の衣服」 受け入れ休止に「押し付けるな」と怒りの声
「平成30年豪雨」で甚大な被害を受けてた岡山県倉敷市が、支援物資の受け入れを一時休止した事情とは…
■「不用品回収じゃない!」と怒りの声
倉敷市からの切実な訴えを受けて、インターネット上は騒然。女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では、怒りの声が相次いでいる。
・秋冬の衣服が必要なときが来るかもしれないけど、今送るべき物資じゃないよね
・秋冬って…被災地に押し付けちゃだめよ…
・秋冬の服って迷惑な話だね。 それじゃただ不用品送ってるだけじゃん
・不要品回収ではありません! 非常識な人っているもんだね―
・秋冬物って… 家にあるものを処分したくて送ってるみたいで胸くそ悪いわ
「不用品を押し付けてるみたい」といった声が目立つ。過去の自然災害時にも、古着や新品ではない下着などが支援物資として届けられ、結果的に被災地で負担になってしまったケースが幾度も報じられている。
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■個人での支援は「募金一択」の声も
困っている人を助けたい気持ちはあれど、混乱している最中、個人でアクションを起こすことには慎重になるべき、と訴える声も。
・災害のたびに似たような問題が起こるけど、善意の押し付けが被災地の迷惑になるって、もっと周知させないといけないね。 個人で物資を送ったりボランティアに向かったりするのはNG、個人的に何か支援したいなら募金一択だよね
・神戸の震災の時に「着古して洗濯してない服なども山のように送られてきた」と担当の人が話してた 。嫌がらせではないだろうけど。思いやりがなさすぎる 。神戸の震災は23年前 、もうさすがに学習しないといけない 「物を送らず募金しよう」
・もう、衣類とか日用品は各企業の心意気に任せて一般人は募金で良いよ。 たとえ一口100円としても、全国から募れば相当な金額になるはず
「何かしたい」という気持ちはとても尊いもの。むやみやたらと行動を起こすのではなく、少額でも募金したほうが懸命であると考える人は多いようだ。
現在も懸命な救助活動が続く被災地。犠牲になられた方々の冥福を祈ると共に、一人でも多くの人が救助されること、被災地の1日も早い復旧・復興を願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)