豪雨の中も会社に向かった男性(26)が遺体で発見 「言葉が出てこない…」と哀悼の声
豪雨が降り続く中、命の危険を犯してまでしなくてはならない仕事とは、一体何だったのだろう。
西日本の広い範囲で甚大な被害をもたらしている、「平成30年7月豪雨」。各地で多くの人が犠牲となり、被災地では現在も懸命な救助活動が続けられている。
胸が痛む事例が相次いで報じられる中、ある1人の男性の死が、インターネット上で波紋を広げている。
■豪雨の中、車で会社へと向かった男性
西日本の広い範囲で降り続いた豪雨の影響で、今月8日から連絡が取れなくなっていた会社員の男性(26)が、高知県大月町の漁港付近の海で遺体となって発見された。
報道によると、男性は記録的な豪雨が降り続く中、8日の早朝4時に車で会社方面へ向かって走っている様子を同僚が目撃したのを最後に、連絡が取れなくなっていたという。
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■海からバッグや車の部品、遺体が見つかる
その後、男性のものとみられるバッグや車の部品が漁港周辺の海で見つかっていたことから、警察や消防が捜索を続けていたところ、12日午前5時頃、近くの海で男性の遺体を発見。
DNA鑑定などで、本人であると確認が取れたという。