連休の猛暑日、被災地は「危険」レベルに ネットでは心配の声が相次ぐ
気象庁が猛暑日が続くと発表。被災地では、熱中症と感染症に注意。
■ボランティアへの心配も
また、これから被災地へボランティアとして行く人への注意喚起の声もあがっている。
被災地にボランティア行く人も熱中症に気をつけて…
— なごむ@雑多 (@camellia_nagomu) July 13, 2018
被災地でボランティア活動を考えている皆さんへ②
◆必要なものは自分で揃える
必要な服、道具は自分で揃えてください。
現地で購入NG。道具もなるべく自分で用意する。
◆自分の身は自分で守る
昼食はもちろん、水や塩・梅などの熱中症対策も必須です。
こまめに休憩をとり、ケガにも十分気をつける。— 美作大学ボランティアセンター (@mimasaka23) July 13, 2018
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■「感染症に注意」と呼びかけ
日本環境感染学会は、炎天下のなかの被災地で、特に感染症に注意するように呼びかけている。呼びかけの内容を以下に抜粋する。
・暑いところに放置された食事(おにぎり、おかず)や、 中まで 火がよく通っていない肉などを食べない
・食事の前には石鹸と流水で手を洗う(擦り込み式のアルコール 手指消毒薬がある場合には使用する)
・屋外での作業の際には、長靴やゴム手袋などを着用。また、埃が舞う場合は防塵効果のあるマスクを着用する
・なるべく、丈夫な靴や手袋を履く。作業中に傷ができた場合は、流水できれいに洗う
また、下記のように熱中症対策も呼びかけている。
・こまめに水分と適度な塩分を補給し、できるだけ涼しい場所で 過ごす。
・めまいや顔のほてり、頭痛、筋肉のけいれん、だるさ、大量に 汗をかくなどの症状があるときは早めに医療機関に相談する
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■熱中症対策への意識は60代が一番
しらべぇ編集部で全国の20~60代の男女1,342名を対象に「熱中症対策をしている」人の割合を調査したところ、20代男性が一番低く、60代女性が一番高い割合となった。
連休は何かと外出する予定の人も多いだろう。東日本、西日本ともに猛暑日が見込まれており、かなり注意が必要だ。
被災地にいる人はもちろん、ボランティアなどで被災地に向かう人も、しっかりと熱中症対策をとってほしい。被災地が一日でも早く、復興することを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)