ミスに怒り80周走るよう部員に命令→熱中症で救急搬送 大津市中学校顧問に怒りの声
滋賀県大津市でありえない事件発生。顧問の言動と行動に怒りの声が続々…
滋賀県の中学ソフトテニス部の部員が、顧問から「校舎の回りを80周走れ」と指示され走っていたところ、熱中症となり倒れ救急搬送されていたことが判明。
その指導方法に怒りの声が上がっている。
■80周走るよう命令され熱中症に
事件が発生したのは滋賀県大津市。12日午後、ソフトテニスの練習でミスが目立った部員に対し「校舎の回りを80周してこい」と懲罰の意味で命令する。
部員はそれに従い走っていたが、午後5時10分頃に倒れている様子を作業中の工事業者が発見。直ちに救急搬送され、医師によって熱中症と診断された。
関連記事:部活動が大きな負担、教師の働き方改革にマツコ提言 「授業以外をやる先生を採用すれば」
■当時の気温は30.1度
当時滋賀県大津市の気温は30.1度で、かなりの猛暑。そのなかを水分補給もせず走れば、倒れるのは当然だ。仮に発見が遅かった場合、死に至っていかもしれない。
なおその当時顧問が何をしていたかはわかっていない。倒れたことに気がつかなかったことを考えると、部員を走らせ、自身は冷房の効いた部屋にいた可能性もある。