遠くまで旅する大切な人の無事を祈る? 若者から「大げさすぎ」の声も
僕らの住むこの世界では、旅に出る理由があるので。
親しい人が遠くまで旅をするとなれば、お土産話が楽しみなのと同時に、少し心配な気持ちが生まれるのは自然なことである。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に「旅行について」の調査を実施。
「大切な人が旅行に行くときには、無事を祈るほうだ」という人は、全体で54.4%。多くの人が、旅立つ人の無事を祈っている。
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■数日間の旅行なのに大げさな
性年代別では、男女共に20代が少なくなっている。
中でも、自分の親に不満を持つ意見が多い。
「うちの親も数日間の国内旅行だけで、いろいろと言ってきてうるさい。ちょっと行くだけなのに、大げさすぎる」(20代・女性)
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■夫が頻繁に出張しても無事を祈る妻
一方で、無事を祈る気持ちは、自然に湧きあがってくるものだとの声も。
「無事で帰ってくる可能性のほうがもちろん高いんだけど、やっぱり海外などいつもと違う環境だと心配になる。
だから家族でも友達でも、なんとなく『無事に帰ってきてね』って心の中で思う」(30代・女性)
たくさん旅行に行く場合であっても、その気持ちは変わらない。
「うちの夫は、出張が多い。それだけ行っていても、毎回『何事も起きませんように』って思う。家族を思う気持ちがあれば、普通の感覚なのでは?」(40代・女性)
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■学生と専業主婦(夫)のバトル
専業主婦(夫)と学生を比べると、約33ポイントも差がある。
専業主婦(夫)を親に持つ学生が旅行に行くときには、かなり揉めそうだ。
「国内旅行さえいざというときのためにと、同伴者や宿泊先などをしっかりと聞かれる。友達と海外旅行に行く話が出ているけど、まずは母の説得から始めないと…」(20代・女性)
「私も親がうるさかったので、子供にはもっと自由にさせてあげようと思っていた。でも実際に親になると、心配が先に立つ気持ちを実感。
親が子離れできてないだけだって、理屈ではわかるんだけど…」(40代・女性)
心の中で無事を祈るならいいが、心配のあまりに相手を束縛してしまうのは、関係の悪化に繋がるので気をつけたい。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)