30代でさらに輝きを増す女優・安達祐実 「気持ちのおもむくまま自由に演じたい」
現在、宮木あや子原作のドラマ『婚外恋愛に似たもの』に出演中だ。
■アイドルファンの気持ちがわかった
幼い頃から芸能界で活躍している安達だけに、ドラマのように「芸能人に憧れる」ということはなかったと思われるが…
安達:普段の私は、仕事以外にあまり興味がなくて、趣味とかも続かないんです。人生を通して、何かにハマったという経験がほぼなくて。
芸能界の方に対しては、実際にお仕事して尊敬することはありますが、見て憧れるというのとは違いますよね(笑)。でも今回の撮影で、スノーホワイツの皆さんがライブしているのを見て、「素敵だな」と思いました。「幻想を抱いてアイドルを見る」というのは、ちょっとわかった気がします。
関連記事:平井理央が女優として切り開く新境地 演じて気づいた「アナウンサーとの違い」とは
■実際に大切な時間は読書
ドラマにおけるアイドルのように、普段の生活で支えになっているものは何なのだろうか。
安達:物語が好きなので、仕事をすることでストレス発散になっています。仕事がないと、生きていけませんね。
それと同じ意味で、小説を読むことは私にとってはかなり大切な時間です。現実を生きているとよくわからなくなってくる時があって、物語の世界に飛ぶ瞬間があったほうが、日常を実感できるというか。
子供もいますし仕事も忙しいので、ドラマの撮影などがないちょっと時間が空いたときによく読んでいます。私は少しひねくれたところがあって、すごく話題の本とかは逆に読まないんです。本屋さんに行って、ジャケ買いも多いですね。