気温40℃超の岐阜県多治見市 「公立小のエアコン設置率0%」に驚きの声

『5時に夢中!』で気温40℃超の岐阜県多治見市の公立小学校エアコン設置問題に触れ、岩井志麻子・中瀬ゆかりらが熱弁をふるった。

2018/07/20 10:00

エアコン

2018年の夏は暑すぎだ。全国の観測地点の約2割・206地点で最高気温35℃を超える猛暑日を記録、熱中症で病院に運ばれる人も続出している。

そんな状況下で、気温40℃を超える岐阜県多治見市の「公立小学校のエアコン設置率0%」が調査により発覚。19日放送『5時に夢中!』(TOKYO MX)で同話題に言及した。



 

■気温40℃超えてもエアコン無し

3年に1度、文部科学省は公立小中学校を対象に「エアコン設置率」を調査しており、1998年はわずか3.8%だったが最新の2017年では約半数の49.6%まで上昇。日本の温暖化を顕著に示す結果となっている。

東京都では27,118室のうち27,116室、99.9%の教室にエアコンが備え付けられているものの、地域によってその格差は大きい。夕刊フジでは、気温40℃を超える日もある岐阜県多治見市の公立小学校に触れる。

記事によると多治見市の公立小はエアコンの設置率0%。多治見市の担当者は「冷えたところと暑いところの出入りによって体調を崩すことがある」と理由を説明しているという。

「こまめな水分補給」と「日中は室内で過ごす」など対策を講じるのがやっと。「全室に冷房設備を整えるのは難しい」という現実的な問題が語られた。


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■岩井志麻子らも苦言

作家・岩井志麻子(53)は「昔は平気だったが、今はエアコンがなかったら死んじゃう。すべての教室にエアコンをつけるのは難しいけど、せめて扇風機でも持ち込めないのか…」と現在の温暖化事情を踏まえて本音を吐露。

新潮社出版部部長・中瀬ゆかり(54)は、「命に関わることもある。自治体で難しいなら国で補助などできないのか」と苦言を呈した。

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■公立高校は7割設置も…
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