参議院議員の6人増加が決定も… 根強い「減らすべきでは?」の声
18日に成立した国会議員の参議院議員の定数増加法案。やはり削減すべきでは? の声も多く…。
18日、自民党が提出した参議院議員定数を6増する法案が、与党の賛成多数で可決。参議院議員が6人増えることになった。
与党は増員の理由について「一票の格差是正のため」としているが、「時代と逆行している」と批判も多い。議会では居眠りをしている議員もいる上、財政も厳しいことから「国会議員もリストラすべきでは?」という声があるのだ。
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■国会議員を減らすべきだと思う?
そこで、しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,329名に「国会議員の数」について調査を実施。
結果、「国会議員の数を減らすべきだと思う」と答えた人は57.1%で、半数超え。「理解はできる」の25.9%を合わせると、じつに83.0%が国会議員の数を減らすべきだと考えていることがわかった。
それにもかかわらず議員を増やすことは、「国民の声を無視している」といわれても致し方ないだろう。
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■中高年層の割合が高め
国会議員の数を削減することを望んでいる人を年代別で見ると、ある傾向が出た。
20代、30代は半数を下回るが、40代以降は割合が高く、60代はなんと74.6%。中高年層は、国会議員について厳しい見方を持っているようだ。
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■国民の声は?
議員の数が多すぎると感じているNさんに話を聞いてみた。
「真面目に仕事をしている議員がほとんどだとは思いますが、野党が審議を拒否して国会を空転させたり、議員が居眠りをしている様子を見ると、やっぱり腹が立つ。かなり高い報酬をもらっているのに、何をしているのかと。仕事をしない議員は必要ないでしょう。
一般企業では、業績が上がらない社員はリストラされる。日本の財政が苦しいなかで、ロクに仕事もせず寝ているような議員は、クビを切るべき」
「国民の声を無視している」と言われても仕方がない、参議院議員の増加法案。政府はもう少し、国民の声に耳を傾けるべきかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)