なぜ期待のアイドルを「山口百恵の再来」と呼ぶのか? マツコ・有吉「ジジイが夢見ているだけ」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』でスター候補を「山口百恵の再来」と呼ぶ風潮にマツコ・デラックス、有吉弘行が苦言を呈した…
25日深夜放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で、大型女性新人・スター候補が現れると「山口百恵の再来」と言われがちな風潮に、マツコ・デラックス(45)、有吉弘行(44)が持論を展開。視聴者から賛同の声があがっている。
■ジジイが再来を夢見ている
1973年デビュー、わずか7年の芸能活動ながら『プレイバックPart2』『いい日旅立ち』『秋桜』など数々の名曲を世に送り出し、女優としても高い評価を受けた伝説のスター・山口百恵。
新人に期待を込めて「山口百恵の再来」と評する風潮に、有吉は「しょうがない。新聞読むのも記事作ってんのもジジイだから」、マツコは「『百恵ちゃんみたいな子出てこねえかな、育ててえな』ってジジイが夢見ている」と一喝する。
引退後、一度も表舞台に出てこない山口を、「もう(あれほどのスターは)出てこない。絶頂期で辞めて年を取る姿を見ていない。『まだやめないでよ』ってまま、全盛期しか知らないから伝説になる」と2人は評した。
関連記事:猫を飼ったヒカキンに猫好きが落胆 「保護猫を飼って」「影響力あるのに残念」
■的外れだからピンとこない
ネット上で「山口百恵の再来」と呼ばれているのは欅坂46・平手友梨奈や石原さとみ、ほかにも「リアル峰不二子」が藤原紀香と小倉優香、「楊貴妃の再来」が宝塚時代の檀れい、このように過去の美女を「美貌・スター性」の表現として用いる例は少なくないようだ。
これに対し2人は「的外れだからピンと来てない」と厳しく指摘。昨今の芸能界では「安室奈美恵が山口百恵に最も近い」と総括した。