仲村トオルの知的な色気が炸裂 『ラストチャンス』第2話振り返り
臭いものに蓋をしてきた『デリシャス・フード』のパンドラの箱が全開に!
仲村トオル(52)が主演を務めるドラマ、ドラマ『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系)の第2話が23日に放送された。
知的な「大人の色気」が炸裂する同作は、ネット上で早くも反響を呼んでいる。
■早速、苦境に立たされる主人公
元銀行マンでもある作家・江上剛(64)の同名小説をもとにした本作は、第1線で活躍していた銀行マンの樫村徹夫(仲村)が、銀行の吸収合併を期に異業界に転職。業績不振の飲食フランチャイズ企業を再建するために奮闘する社会派ドラマだ。
第1話では、銀行を辞め休職中の樫村が、ファンド社長・山本知也(大谷亮平)から飲食フランチャイズ会社『デリシャス・フード』にの再建を依頼され、CFO(最高財務責任者)に就任。経営状態は芳しくなく社内には不穏な空気が漂っており、樫村は早速苦境に立たされた。
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■「酒を注げ」と言われ走る緊迫感
第1話で、ミッキー・カーチス演じる占い師に告げられた、「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」という「人生七味唐辛子」は、第2話で徐々に「効いてくる」ことに。
樫村が、人生のスパイスとなるという7つの感情を露骨に浴びせられるのは前半、銀行出身の「お偉いさんたち」との飲み会のシーンだ。
銀行時代の元上司の黒岩清志(金子大地)は、居酒屋チェーンのCFOである樫村に対し、「居酒屋の親父らしく酒をつげ」と、小馬鹿にした態度でグラスを差し出す。和やかな飲みの席にピリッとした緊張感が走り、一触即発の緊迫感すら漂う。