仲村トオルの知的な色気が炸裂 『ラストチャンス』第2話振り返り
臭いものに蓋をしてきた『デリシャス・フード』のパンドラの箱が全開に!
■またしても登場する「人生七味唐辛子」
黒岩の皮肉な態度に対し、怒ることもへりくだることもなく、穏やかなポーカーフェイスで酒を注ぎ、その場を収めた樫村。そんな彼の冷静な態度をねぎらったのは、やはり銀行OBで、伊坂商事の常務取締役、小沢幸太郎(竜雷太)だ。
小沢は黒岩の嫌味な態度を、「飲み過ぎ」と「人生七味唐辛子」のせいだと笑いながら語り、ここでまたもや「人生七味唐辛子」という言葉が登場する。
柔和な笑顔の中に老獪さが見え隠れする小沢が、指を織りながら「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」と穏やかではない言葉を唱えることで、樫村が置かれている厳しい状況が浮き彫りになる。
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■質実剛健な社会人からにじみ出る色気
樫村の元同僚で、経営コンサルタント会社を立ち上げた宮内亮役の椎名桔平や、十和子フード社長の岡田十和子役の水野美紀、樫村の妻の明子役の長谷川京子をはじめとする、アラフォー、アラフィフの美男美女が醸し出す「大人の色気」も本作のみどころのひとつ。
若いイケメンや美少女のわかりやすいセクシーさではなく、質実剛健な社会人からほんのりにじみ出る艶っぽさが魅力的なキャスティングも秀逸で、ツイッター上では俳優陣に対する称賛の声も投稿されていた。
ドラマ ラストチャンス 再生請負人がおもしろい。半沢直樹的な感じはするけど、俳優陣が豪華で素敵すぎる!!!!
— ぽにょ112209 (@ponyo1122) July 23, 2018
https://twitter.com/ikachan1246/status/1021528336185483265
この女将、水野美紀やったんや!!
なんか雰囲気が変わってて気づかなかった。それにしても美人やな#ラストチャンス #再生請負人#テレビ東京— 木喬 本 (@kenichi_hashi) July 23, 2018