もはや旅行の域を超えた! 浪速のカリスマ添乗員・平田進也のバスツアーがすごい
15日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』にて、関西のシニア世代から絶大な人気を誇るカリスマ添乗員・平田進也氏によるバスツアーが特集された。
15日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)にて、関西のシニア世代から絶大な人気を誇るカリスマ添乗員・平田進也氏によるバスツアーが紹介された。
「関西では知らない人はいない」というほどの人気を集める平田氏。とはいえ、全国区で活躍しているわけでもなく、しかも一般の会社員だ。そんな彼が、全国ネットの地上波で取り上げられた理由とは。
画像をもっと見る
■2万人のファンを持つ会社員
平田氏の担当するバスツアーはリピート率9割という驚異の数字を叩き出しており、その売り上げは年間およそ8億円にも上るという。
著書『カリスマ添乗員が教える 人を虜にする極意』(KADOKAWA)などでも知られ、いち会社員であるにもかかわらず、勤務する旅行会社公認のファンクラブも存在する。その会員数はなんと約2万人。
利用客をもてなすこまやかな気遣いと、毒気の混じった巧みな話術が人気の要因で、「旅行業界の綾小路きみまろ」の異名を持っている。
平田氏のツアーは、通常のものに比べて倍近い価格設定がなされることもあるほどだが、それでも申し込みは殺到するのだそう。20年間ツアーに参加し続けているという熱心な常連客は「参加回数は数えきれない」と笑顔で語った。
関連記事:『報道ステーション』台風中継に女性が乱入 妨害行為が「怖すぎる」と騒然
■モットーは「お客さまファースト」
それほどの人気を集める理由は一体どこにあるのか。これを探るべく、番組カメラはツアーに密着した。
集合からすでに独自路線を突き進む平田ツアー。新大阪駅が各社ツアーの参加者でにぎわう朝、平田ツアー参加者の姿は1人も見当たらない。平田氏は「こんなところ暑いから、涼しいバスで待ってもらってる」と言い放つ。
「お客さまファースト」をモットーとする平田ツアーは、常識にとらわれることなく参加者目線で全ての物事が進められる。高齢者の参加が多いこともあり、こういった細かい気配りが喜ばれているのだ。
バスが走り出すと、平田氏の舌も回り出す。「死んでお金は持っていけない。持って死ねるのはいい思い出だけ」の決めぜりふを交えながら、参加者を軽くいじる毒舌トークなどで盛り上げていった。