小2男児がプールの底で意識不明 目を離した教師に「責めきれない」と同情の声も

福島県内の小学校で、プールの授業中に小2男児が意識不明になる事故が発生。目を離した教師に同情の声も。

2018/08/24 14:30


(Fred-D/iStock/Thinkstock)

23日午前10時45分頃、福島県二本松市内の小学校で体育の授業中、小学2年の男児(7)がプールの底に沈んでいるのが見つかった。児童はすぐ病院に搬送され、意識が戻っていないものの、命に別条はないという。



■バタ足で泳ぐ練習中…

授業には2年生57人が参加し、25メートルプールでビート板につかまってバタ足で泳ぐ練習をしていた。プール内の5メートル、20メートル地点に教諭2人が立ち、安全確認を行っていたという。

男児は20メートル地点を通過するまでは無事だったが、近くにいた教諭1人が一時目を離してプールサイドに上がった際、水深約80センチのゴール付近で男児が沈んでいるのを他の児童が発見。

男児の身長は約1メートル20センチあり、泳ぎは得意だったとのこと。現在、事故原因を調べている。


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■「完璧に目を離さないなんて無理」

何ともやりきれないこの事故に、ネットでは「教師2人では無理」「増員すべき」と体制そのものを責める声が多い。

・そもそも教師2人で57人を見切るのは無理があるんじゃ…


・意識不明の男の子はかわいそうだけど、教師を責めることはできない


・完璧に目を離さないなんて無理。小学2年なんてすごい活発な時期じゃん。そもそも体制に無理があったんだよ


・とくにプールは普通の体育の授業と違って、命の危険が伴う。さすがに増員すべき


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■「そもそもプールの授業必要?」と疑問も

一方で、プールの授業自体に「そもそも必要?」「やる意味ある?」と、疑問を投げかける声も。

・こういう問題が続けば、やがてプールの授業もなくなっていくだろう


・そもそもプールの授業って必要なの? やたら仮病で休んでる人がいるイメージだけど


・命の危険をさらしてまでやる意味あるのか


・プールの維持費ってすごいよね? 清掃に水の出し入れに、感染症のリスクとか…


「過労」や「人員不足」といった、労働環境の問題を指摘されることが多い学校教諭。生徒の命を守るためにも、より早急な対応が求められる。

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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太

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