駆け込むんじゃなかった… 間違えて急行に乗った人の末路

油断した頃にやりがち。

2018/08/26 13:00


(TAGSTOCK1/iStock/Thinkstock)

利用者が多い駅では、各駅停車も急行も停車する。一方でそれほど多くない駅は、各駅停車しか止まらない。そのために大きな駅から小さな駅に移動する際に、乗り間違えることがあるのだ。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,357名に「電車の利用について」の調査を実施。

「各駅停車と間違えて急行に乗ったことがある」と答えた人は、全体で30.7%だった。残りの約7割は、間違えずに電車に乗れていることになる。


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■慌てて飛び乗り…

性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性の割合が多くなっている。

各駅停車と間違えて急行に乗ったことがある性年代別グラフ

急いでいると、冷静さを失いがちになるのだろう。

「階段を降りてホームに向かっていると電車が見えたので、慌てて飛び乗った。『間に合って良かった』と思っていたら、自分が降りるはずの駅を通り過ぎてしまって…。


結局、戻るのに時間がかかってしまったから、飛び乗るもんじゃないなと思った」(30代・女性)


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■間違えない立地に住んでいる

最寄り駅に各駅停車と急行のどちらも停まる場合、間違える可能性はほぼなくなる。

「自宅も会社も最寄り駅に急行が止まるので、正しいホームにさえ行けば乗り間違えることはない。便利なところに住んでいるなと、自分でも思う」(30代・男性)


また電車に乗る機会が少ない人も、乗り間違える確率が下がる。

「住んでいるところが田舎なので、基本的に移動は車を使うことが多い。


最寄り駅はいろんな電車が乗り入れるところではないから、電車を使ったとしても乗り間違える心配はほとんどない」(40代。女性)


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■ガリ勉だった人に多い理由

自分はガリ勉だったと思っている人は、半数以上もの人が各駅停車と急行を乗り間違えている。

各駅停車と間違えて急行に乗ったことがある傾向別グラフ

勉強に夢中になるあまり、表示を見ることを忘れたのだろうか。

「昔から本を読むのが好きで、ホームで待っている間も欠かせなかった。本に夢中になるあまり、乗る電車を間違えたことも何度かある。


降りる駅に着いたのに気づかずに、数駅ほど乗り過ごしたことも」(30代・女性)


重要なシーンで、乗り間違えてしまうことも。

「仕事の帰りに乗り間違えるのは、『やっちゃったな…』くらいで済む。仕事に向かうときに間違えたら、洒落にならない。


会社に行くときは時間も決めているから間違えることはないけど、直接、外出先に行かないといけないときにやらかし、ただひたすら謝った経験がある。慣れないところに行くときには、執拗なほど注意をしたほうがいい」(40代・男性)


終電でやってしまったときは、最悪の結果が待っているだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,357名(有効回答数)
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