ベテラン俳優の「イラッとする」演技が秀逸 ドラマ『ラストチャンス』の魅力振り返り

大谷亮平と水野美紀の恋と仕事の駆け引きにも注目

2018/08/27 11:30


(画像提供:©テレビ東京

仲村トオル(52)が主演を務めるドラマ、ドラマ『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系)の第6話が20日に放送された。

波乱万丈ぶりが人気の大人のビジネスドラマも中盤に差し掛かり、一筋縄ではいかない登場人物のキャラクターに注目が集まっている。



■会社再建のための資金集めに奔走

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元銀行マンでもある作家・江上剛(64)の同名小説をもとにした本作は、第1線で活躍していた銀行員の樫村徹夫(仲村)が、銀行の吸収合併を期に異業界に転職。業績不振の飲食フランチャイズ企業を再建するために奮闘する社会派ドラマだ。

銀行を辞めた樫村が、ファンド社長・山本知也(大谷亮平)から飲食フランチャイズ会社『デリシャス・フード』にの再建を依頼され、CFO(最高財務責任者)に就任。

しかし、会社が約130億円の「含み損」を抱えていたことが破格し、『デリシャス・フード』社長が辞任。代わりに社長に就任した樫村は、「金を返せ!」と押しかけるフィランチャイズオーナーたちをなだめつつ、会社再建のための資金集めに奔走。

さらに、店を維持したい現場の社員と、リストラを進めて早急に再建をはたしたいコンサルティング会社との間で板挟みになる羽目に。


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■デリシャス・フード創業者の結城と対面

(画像提供:©テレビ東京)

第6話では資金繰りに奔走中の樫村の前に、「デリシャス・フード」創業者の結城(池田成志)が登場。結城は経営再建に向け、「会社分割によるホールディングス化」を提案をするが、巨額の含み損を出したまま消えた張本人を前に、樫村は憤りを隠せない。

さらに、樫村が支援を依頼していた「十和子フード」社長の十和子(水野美紀)は、8億の資金提供と引き換えに経営権が欲しいと言い出すが、ファンド社長の山本(亮平)は、「安すぎる」と反発する。

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■チラリと見えた十和子の「女狐感」
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