女子体操・宮川紗江、「体操協会の女帝」からのパワハラ主張に池谷幸雄「歴史が変わる激震」

『スッキリ』で宮川紗江選手のパワハラ騒動を会見で発表された事実を交えて特集した…

2018/08/30 11:45

体操
(samards/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

リオ五輪代表、女子体操・宮川紗江(18)選手のパワハラ騒動が混迷を極めている。

暴力行為を発端にコーチを処分、これに反論する形で宮川選手は29日の会見で「日本体操協会からのパワハラ」という新事実を告発。

「18年しか生きていませんが、人生の中で一番の勇気を出してここに立っています」と前置きし、日本体操界の女帝と呼ばれる塚原千恵子女子強化本部長を名指しで批判。一連の騒動に関して30日放送『スッキリ』(日本テレビ系)でまとめられた。



 

■宮川選手の会見

元コーチの暴力行為は「1年以上前の話。怒られても仕方がない、競技中のケガに繋がる場面で厳しい指導を受けた」と説明。暴力によるケガもなく、元コーチから謝罪も受けていたと宮川選手は明かす。

協会の処分が重すぎるのを不服とし、宮川選手と元コーチは東京地裁に処分停止を申し立てているが、その後、塚原強化本部長と夫の塚原光男体操協会副会長に呼ばれ「パワハラ」と感じる言動を受けたという。

「暴力の話を認めないとあなたが困る状況になる」と詰め寄られた宮川選手が今後もコーチや家族と一緒にやっていく意思を伝えると、「家族でどうかしている。宗教みたい」「オリンピックに出られなくなるわよ」と脅しとも取れる発言をされたことが語られた。


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■朝日生命への引き抜き

その後、塚原強化本部長が監督を務める体操の名門・朝日生命で練習できるとの打診を受けた宮川選手。

自身が「メダルを狙える選手」としたうえで「過去の暴力を理由にコーチと引き離し、朝日生命に私を入れるのが目的。強化本部長が関わる、大きな力が働いているのは間違いない」と主張。「今までに感じたことのない恐怖を覚えた」と心境を吐露する。

最後に「コーチとイチから出直す」ため全試合を辞退すると表明、「必ず復帰する」と決意を口にした。

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■日本体操協会の反論
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