熱い仲村トオルとクールな椎名桔平 今夜最終回『ラストチャンス』
仲村トオルと椎名桔平のコンビがマンガっぽくてかっこいい
■物腰の柔らかいスイートな笑みが怖い
「人生、七味とうがらし」という謎めいた言葉がテーマの本作。人生のスパイスとなる「うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ」という感情が随所に織り込まれ、威圧的な元上司や嫌味な元部下など、見るからに「辛そうな」キャラクターも多数登場。
しかし、やけにスイートな笑みを浮かべた好人物、物腰が柔らかく上品な小沢幸太郎の「ラスボス感」は、分かりやすい敵キャラ以上に不気味だ。
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■ベテラン竜雷太の凄みに期待
最終回では、七味唐辛子で真っ赤になった仲村トオルの色気と、竜雷太演じる小沢の「柔和な凄み」も堪能できそうだ。
予告編の最後に、「再生請負人の誕生だな」という宮内の声が入っていたことから、明るい展望は想像できるが、崖っぷちの会社をどのように立て直すのかまったく想像がつかなかった第7話。衝撃的で痛快な展開が予想され、見逃すことができない最終回になりそうだ。
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(文/しらべぇドラマ班・星子)