歯みがきは1日に何回してる？　「公務員の真面目さ」が際立つ調査結果に

しくしくと痛む虫歯や、口臭の原因ともなる歯周病。「できることならなりたくない」と願う人がほとんどだろうが、そのためにはいくら面倒でもこまめな歯みがきが欠かせない。

東京都歯科医師会のサイトでは、間食を含めた食後に「必ずプラークコントロールを行うことが何よりも重要です」と推奨している。では、実際のところ歯みがきは1日何回くらい行われているのだろうか？

■5割が「1日2回」派

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,358名を対象に1日の歯みがき回数について調査したところ、もっとも多かった回答は「2回」で男性の44.6％、女性の50.2％を占めた。

仕事などで出かけている昼を除いて、朝・夜の2回歯をみがく習慣があるのだろう。

一方、男性の2位はおよそ3人に1人が「1回」。朝か夜だけしか磨かない男性は、同様の女性と比べて2倍以上。3回以上歯みがきする女性は3割に迫るのに対して、男性はその半分であることも対称的だ。

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■職業でも違う歯みがき傾向

今回の調査で、1日3回、つまりおそらくは毎食後に歯をみがく人について、少しくわしく見てみよう。職業別の結果では…

公務員は、3人に1人が1日3回以上、歯をみがいていることも判明。生真面目なイメージは、納得感があるかもしれない。また、主婦や無職の人の割合が高いのは、昼も自宅にいることが多いためか。

一方、自由業の人は3回以上歯をみがく人の割合が、職業別でもっとも低く、わずか1割程度にとどまった。

虫歯になってから後悔するよりも、たとえ面倒でも、歯医者さんが勧めるように「食事のあとは必ず磨く」を習慣にしたほうがよさそうだ。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）