39歳で月収3000円のサッカーファンがカリスマに? 盛岡ゼブラの熱狂サポーターが話題
『月曜から夜ふかし』にて、サッカー地域リーグのクラブ・盛岡ゼブラを20年間応援し続けているという熱狂的サポーターの齊藤晃氏へ徹底取材が行われた。
■純粋な地元チームの応援に意味がある
試合が終わると、全速力で選手の元へ駆け寄りインタビューを敢行。しかし「みんなで頑張っていきたいです」と語る若手選手に対し、「はい、そうですか。じゃあ頑張ってください」と無表情で素っ気なく片づける齊藤氏。
さらに自宅へ戻れば、監督へ電話インタビュー。これを動画に撮影し、ネットで公開するまでが齊藤氏の活動ルーティンとなっている。
彼はこれらの活動を業務としてではなく、あくまで個人的に行っているという。なぜここまで情熱を傾けられるのか、取材スタッフがそのモチベーションの源について問いかける。
齊藤氏は、「Jリーグのチームにはホームタウンの生まれじゃない、よそ者(の選手)が多いじゃないですか。純粋に岩手で育てられてきたチームを応援することに意味があると思うんですよ」と確固たる信念を述べた。
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■資金はどうしてる?
そんな齊藤氏は現在39歳。本業はフリーライターだが、月収はわずか3,000円ほどなのだとか。その収入で一体どうやって生活し、どうやって応援活動の資金を捻出しているのか。
齊藤氏の母・つや子さんは「親のすねかじりね」と柔和な笑顔で穏やかに話す。口調は優しいが、発言内容は研ぎ澄まされたナイフのような切れ味だ。
遠征費など活動にかかる費用は、ほぼ全て母親が貸しているのだそう。「返済の予定は?」とのスタッフからの問いに齊藤氏は、「そういうことではない。親の金とは言っても家の金なんだから、僕の金でもある」と独自の理論を展開した。
「ちゃんと働いてもらいたい」と切実な思いを漏らす母に対しては、「俺が応援しなかったら、ゼブラが死んでたかもしれないんだぞ! ここまで来て(応援を)辞めるわけにはいかない!」と強い口調で返す。
これには思わず母も「そだね」と同意してしまう。どうやらこの親子の生活は当面このまま続くことになりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)