拳闘「世界の山根」後任は宮崎のキャバクラ王 犯罪歴告白にマツコ「どこまで言ったらいいの?」
『5時に夢中!』で就任時に過去の犯罪歴を語った日本ボクシング連盟新会長の話題に。マツコ・デラックス、若林史江、有働由美子アナらが議論を交わした…
パワハラや特異なキャラクターで世間を騒がせた、日本ボクシング連盟「世界の山根」こと山根明前会長の後任に、宮崎のキャバクラ王の異名を持つ内田貞信氏が選ばれた。
内田新会長は会見で自ら過去の逮捕歴を公表し話題だが、元NHK・有働由美子(49)アナが代打MCを務めた10日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)でも言及。マツコ・デラックス(45)、株式トレーダー・若林史江(40)氏が疑問を口にした。
■キャバクラ王は逮捕歴あり
番組では『日刊ゲンダイ』の記事を取り上げ、同話題を紹介した。
宮崎県連の内田新会長は山根前会長の不正を告発した「日本ボクシングを再興する会」発起人のひとりで実質的なリーダー。不動産業で財を成し、宮崎県を中心に複数のマンションや商業ビルを所有、クラブ・キャバクラを19軒経営する実業家だ。
新会長は会見で「強要・恐喝」での逮捕歴を告白。例えば恐喝に関しては、「会社に損失を与えた元従業員に30万円の返済を迫った」ものと説明、記事では「事業の成功で周囲から妬みを買った背景もある」としている。
逮捕歴については連盟新理事26名も承認済み。「選手ファーストで透明性のある団体を作っていきたい」と新会長は所信表明した。
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■マツコ、若林氏の見解は…
若林氏は「日本の警察も馬鹿じゃない。返済を迫っただけでは恐喝にならないので、それなりのことがあったと思う」と苦言を呈しながら、「最初に禊をしておいて、新しい展開に入っていく覚悟は垣間見えた」と評した。
マツコは「犯罪歴の有無は別」と前置き、内田新会長が実業家で成功している点を評価し「豊かな暮らしをしているから賄賂や癒着で金を得る必要はない。そういった面での心配はない」と持論を展開する。