同僚、妻子惨殺の真相が胸糞すぎ 『絶対零度』沢村一樹の「殺気」に絶賛の嵐
桜木泉(上戸彩)失踪の謎、井沢範人(沢村一樹)の家族が殺害された「現ミハンチーム発足前のストーリー」が明らかに…
■保身のために犠牲を厭わない、権力者の闇
最愛の妻と娘が、冤罪の口封じのために惨殺されたことを知った井沢は、事件を隠蔽した張本人である東堂を問い詰める。すると、ミハンが実現すれば昇進が約束されている警視庁次長・町田博隆(中村育二)が、自らの保身のため、口封じのための殺害を指示していた黒幕であることが発覚。
井沢に真実を悟られた東堂は、単身で警視庁に向かうのだが、その途中で東堂もまた町田が指示した暴漢によって襲われてしまう。全てを知った井沢は、警視庁に乗り込み町田の元へ…。
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■「大切な人を殺した人間」を目の前にして…
怒りを漲らせて警視庁へ乗り込んだ井沢は町田を見つけ、取り巻きを一掃すると部屋に連れ込み施錠する。自分の愛する家族を保身のため、口封じ目的で惨殺した男を目の前に、強い殺意を抑えきれない井沢。その狂気に慄いた町田は自分の罪を認めたものの、井沢の怒りは収まらない。
殺人を犯しても不思議はない状況に、井沢の後を追ってきた小田切唯(本田翼)と山内が部屋の外から必死に呼びかけ、南彦太郎(柄本時生)と桜木はモニター越しに固唾を呑んで様子を見守る。
井沢は町田に銃口を向け、その直後には数発の銃声が――ドアを突き破って小田切と山内が駆けつけると、銃弾は町田の顔の横をかすめただけ。
「声が聞こえた…殺せなかった。みんなの、みんなの声が聞こえた…殺せなかった」
と、井沢はつぶやく。彷徨っていた井沢の殺意は、ミハンメンバーによって「未犯」に終わったのだった。