勤務時間中に「早く帰りたい」 出勤してからずっと思っている人も
働き始めて数時間。まだ、こんな時間なの…という人も。
仕事が嫌で、「早く帰りたい」と思ったことのある人は多いはず。中には、毎日のように考えている人もいるだろう。しらべぇ編集部では、全国20〜60代会社員・公務員の男女608名に「仕事中に思うことについて」の調査を実施した。
「勤務時間中に『早く帰りたい』とよく思うほうだ」と答えた人は全体で57.7%と、半数を上回る高い結果となったのだ。なぜ人々は、それほどまでに帰りたいのだろうか。
■出勤と同時に帰ることを考え…
性年代別では、ほとんどの年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
出勤してから、ずっと帰ることを考えている女性も。
「出勤してすぐに、帰ることを考えている。ルーチンワークばかりだから、やりがいを見いだすのも難しい。でも帰りたいと思うほどに、時間が経つのがものすごく長く感じる」(20代・女性)
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■若いうちにがんばりスキルアップしたい男性
20代の男性は4割強と、少ない割合になっている。キャリアアップを考えている人は、若いうちにいろんなことを学びたいと考えているようだ。
「僕は仕事が好きなほうなので、むしろ『もっと長くいたい』って思う。今のうちにたくさんスキルをつけて、キャリアアップできればと考えているから」(20代・男性)
一方で、家に帰っても寂しいだけとの意見も。
「職場の雰囲気がいいほうなので、仕事中も和やかに過ごせている。終わってからみんなで飲みに行くことも多いし、家よりも会社にいるほうが楽しいかも。一人暮らしだから、家では話す相手もいないので…」(20代・男性)
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■家事や育児が気になるので
早く帰りたいと思う女性が多いのは、家のことも心配だからだ。
「家のこともしたいから、できるだけ早く帰りたいと毎日思っている。共働きだから夫も家事は積極的にしてくれるほうだけど、『夫に任せすぎるのは良くない』と思ってしまう。
親世代からの影響もあり、『家事は女性がするもの』という概念が自分の中にあるのかも」(40代・女性)
また男性からは、子供の顔を早く見たいとの声も。
「子供ができてからは、早く家に帰りたい気持ちが強くなった。家に帰って子供と遊ぶのが、仕事のストレス解消になっている。
飲みの誘いも断ることが多くなり『付き合いが悪い』とも言われるけど、大変な時期に妻だけに任せるのも申し訳ないから仕方ない」(30代・男性)
職場は1日の大半を費やす場だからこそ、できれば好きでありたいものだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代会社員・公務員の男女608名(有効回答数)