絶対になくちゃダメ? 「人生に目標がない人」の意外な考え方とは

人生に目標がないと幸せになれないのか? それとも…

ライフ

2018/09/17 18:30

(peshkov/iStock/Thinkstock)

就職活動の際に面接官に聞かれたり、まじめな話をしている際にふいに問いかけられたりする「人生の目標」という言葉。「夢は叶う」といった領域も含めて、語られることが多いが、中には「人生に目標がない」といった人もいるはず。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,357名を対象に、「人生に目標がない」人の割合を調査した。


 

■かなりの人が…

「人生に目標がない」と回答したのは全体の42.2%で、4割以上とそこそこの割合の人たちが該当した。男女では、男性が41.8%に対して、女性は42.5%とわずかながら女性が高いものの、大きな差は見られない。性別・年代別では

30代女性、40代男女、50代男性は半数近い。

「そもそも目標がなかった」のか、「あったけれども達成してしまい、次の目標が見いだせない」のか、「かつて持っていた目標と現実が遠すぎて、見失ってしまった」のか…さまざまなケースが考えられそうだ。

「勝ち組」と呼ばれる人には、高い目標設定をしてそれを達成しているイメージがある。そこで年収別データを見てみると、

「1000万円以上」がやはり最も少ない。しかし、年収に反比例することはなく「700万~1000万円未満」は「300万円未満」に次ぐ2番目の高水準。目標設定がないタイプでも、それなりの年収レンジには到達できるようだ。


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■目標に執着しない

実際に「人生に目標がない」という人に、話を聞いた。

「小さい時から『将来は何になりたい?』と言われてもピンと来なかったし、就活でもイヤになるほど聞かれたので、面接専用な回答はありますけど、本音は『そんな大それたものは、ない!』です。(笑)


今の仕事も“どうしてもなりたい”ものがあったわけじゃなく、それなりに働いて、そこそこの給与がもらえて、休みもまあまあ取れればそれでよかった。趣味はあるけど、ものすごくお金がかかるわけでもないし、贅沢したい欲求もないんで。


周囲が目標を語っているのを見ると、“自分もないとダメなのかな?”って焦る時もあるけど、なくて困ることもないんですよね…」(20代・男性)


「昔はそれなりに目標や“なりたい自分”みたいなものはあったけど、現実はなかなか理想通りにはいかないですよね。ただ、今の自分の状況を考えると、社会的にはそれなりに恵まれた環境にいて、“なりたかった自分”ではないけど、楽しく、幸せな生活をしています。


もしも自分が目標に固執して、今のポジションに対するオファーを断っていたら…と考えると、今みたいな肩の力が抜けた生き方はできなかったんじゃないかな? って。


目標を達成することは素晴らしいと思うし、それができる人は尊敬するけど、その時その時に良い選択をして、結果的に幸せに生きられれば、私自身は満足ですね」(40代・女性)


「人生に目標がない」と言うと、生き甲斐がないように思われるケースもあるが、「最適な選択をするために、目標というものに執着しない」ニュアンスもある――といった声もあった。

生き方が多様化する中で、「人生の目標を達成する」ことの価値も変わっていくのかも…。

・合わせて読みたい→

(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ ぺる

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1357名 (有効回答数)

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