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ストーカー化しやすい構造も アイドルは身近なファンとの距離感をどう保っているのか

ライブ後にアイドルと一緒に帰るファンがいる?

男女

ストーカー

(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

日本には1万人以上のアイドルがいます。すべてのアイドルがテレビなどの大きなメディアで活躍はしておらず、ほとんどは地域であったり、小さなライブ会場で活動しています。

そうなるとファンの数が10人程度なのも当たり前のことであって、お互いのことをよく知っている仲にならざるを得ません。

 

◾️ストーカーとファンとの境界線

アイドルとファンの関係が近くなると、メリットとデメリットが顕著に現れてきます。アイドル側からのメリットは毎回確実にイベントやライブに来てくれるので収入的にもある程度予測できるようになります。

デメリットは、「その太客をキープするにはある程度のプライベートを晒すことになる」という部分。どうしても長い間顔を合わせる関係になると、次第に「飽き」も生まれます。するとプライベートを徐々に晒すことが、必須になってきてしまうのです。

つまりはある意味で大手のアイドルとは違った、お互い一歩踏み込んだ関係になりますのでどうしてもそれを愛情だと勘違いしてしまい、気がつけばストーカー化しているという状況も十分にありえます。

 

◾️大手アイドルと小型アイドルの差は?

国民的といわれる大手の有名アイドルであっても固定客、なじみのファンというのはアイドル側も認識しています。マイナーなアイドルになるとさらにファンは身近にものになります。

例えば大手のアイドルではライブ後に出待ちがいたとしてもスタッフが管理し、多少の握手、サインタイムなどがあるにせよ、すぐに撤収します。

しかし、マイナーアイドルになるとライブやイベントの後に外で待っていたファンたちとそのままみんなで食事に行ったり、「電車の沿線が一緒なので一緒に帰る」というのもよくあることです。

 

◾️距離感の保ち方もそのアイドルのスキル

アイドルとファンの距離が近くてもストーカーを作り出さないアイドルと、ストーカーにさせてしまうアイドルとがいます。

これはファンの性格などにもよりますが、ある意味でキャバクラのように、店は店、プライベートはプライベート、とそのファンに認識させるのもスキルの一つです。

これが下手なアイドルは結果的にファンと付き合ってしまったり、逆にファンに心も金銭的にも依存してしまようにもなります。

 

◾️ストーカー被害にあったことがある?

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,376名を対象に調査したところ、全体の約1割が「ストーカー被害の経験あり」と回答しました。特に20代女性は、5人に1人が被害経験を訴えています。

自分でも身に覚えのないストーカーについては仕方ありませんが、アイドルという立場であり、そのファンが自分のことをどう思っているのかを理解している状態で、しかも「持ちつ持たれつ」の場合は距離感をどう保つかが大事です。

また、これはアイドルだけに限らず、会社の同僚同士だったりであっても、あまりに思わせぶりな態度をとってしまっているとストーカーを生み出してしまうことにも繋がります。

人間というのはわかっていても仕事とプライベートを完全に分けるのは難しく、その中間が人間らしさでもありますが、周囲が自分をどう思っているのかを第三者の目で見直してみるのも大事なのかもしれませんね。

・合わせて読みたい→国民的アイドルもさすがに嫌がる? 握手会に来る「困ったファン」とは

(文/しらべぇ編集部・小川 満鈴(おがわん)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)

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