さいたま市の人口130万人突破! 「ダサイタマのままでいい」待機児童ゼロの実現も反響
さいたま市長が、市の人口が130慢人を突破したことを発表。今後の課題は…?
先日、さいたま市の人口が130万人を突破したことが発表され、反響を呼んでいる。
■20~30代の転入者が相次ぐ
さいたま市の清水勇人市長は、市の人口が130万人を突破したと発表。「市民がそれぞれの立場で地域づくりに関わり、魅力ある市として市内外から受け止められている結果だ」と述べた。
2001年に旧浦和、大宮、与野の3市による合併で「さいたま市」が誕生。17年間で27万人増え、18日の時点でのさいたま市の人口は130万40人で全国で9位。また、2013年以降は、20代から30代の転入者が6割を占めているという。
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■昨年度は待機児童ゼロ
若い世代の転入者が増えた背景には、保育所を積極的に整備したことが挙げられる。昨年度には、待機児童ゼロを実現し、子育て世代に最も評価されている点なのかもしれない。
さらに、2015年に開通された「上野東京ライン」。上野~東京間を走行する電車だが、東京や品川へ行く際は、上野乗り換えだった埼玉県民も1本でいけるようになった。新幹線や羽田空港の利用がしやすくなり、上野~東京間はノンストップのため「早くて近い」を可能にした。
交通の便も影響したのか、さいたま市の中でも二大拠点といわれる「浦和」と「大宮」に関しては、住宅情報サイトが実施した「住みたい街ランキング」では上位にランクイン。そろそろ「ダサイタマ」というイメージは払拭されているのではないだろうか。