9月26日は「ワープロの日」 専用機の使用経験に世代間で決定的な差も
平成最後のワープロの日。役目を終えた感のあるワープロ専用機の使用経験を聞いてみると…
9月26日はワープロの日。1978年のこの日、東芝が世界初の日本語ワードプロセッサ「JW-10」を発表したことを記念し、制定された。
日本の文書作成を支えたワープロ専用機は現在その役目を終え、パソコンが主流になっている。
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■ワープロ専用機を使ったことがある?
では、そんなワープロの使用経験者はどのくらい存在しているのか。しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,363名にワープロ専用機の使用経験について調査してみた。
結果、「使ったことがある」と答えた人は41.5%。長年日本人に愛された機械だけに、使用経験者はかなり多い。役目を終えて久しいことを考えると、高い割合といえるだろう。
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■性年代別に見ると傾向が
ワープロ専用機を使ったことがある人を性世代別で見るとはっきりとした傾向がでた。
40代以上の割合が高く、60代男性は65.4%が使用経験を持つ。また、50代も63.5%。シニア世代はワープロ専用機に慣れ親しんでいたようだ。
一方20代男性は17.4%と割合がかなり低め。パソコンが1990年後半から急速に普及し、2003年にはワープロの生産が終了していることを考えれば、当然だろう。しかし、見方を変えれば、20代も2割が使用経験を持っており、意外に高い割合だ。
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■愛用者に聞いてみると…
ワープロ専用機を愛用していたというBさん(50代・男性)に思い出などを聞いてみた。
「自分たちの世代にとっては苦楽をともにした友人のような存在。とくに自分は字が汚かったので、文字を打ち込んで美しく印刷してくれるワープロ専用機は、本当に助かった。
パソコン普及直前にはかなりコンパクトになり、持ち運びも便利になって、重宝しましたし、パソコンになってからも文字を打ちこむということに違和感なく入ることができた。今は使っていませんが、しっかり家に保存してありますよ」
平成最後の「ワープロ専用機の日」。思いを馳せてみるのもいいかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)