長時間の説教は無意味か? 3割がそもそも何に怒られていたのか分からなくなる
人の集中力は3分が限界という説もあるけれど…
社会人になると責任を問われる場面も増え、状況によっては上司に「ちょっといいかな?」と声をかけられ、長時間説教を受けることもある。
一方で、話が長すぎるあまり、「自分はそもそも何に対して怒られていたんだろう?」と指摘されていたポイントを忘れてしまった経験がある人も少なくないだろう。
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■3割が説教時の記憶が曖昧
しらべぇ編集部は、20代~60代の男女1,500人を対象に説教についての調査を実施。その結果、「仕事で上司に長時間説教され、何を怒られていたのか分からなくなった」と答えた人が、28.9%に及んだ。
さらに、「わからなくなる」と回答した結果を男女別に見ていくと…
男性の割合が全体の3割超えという結果に。女性と10ポイント差をつけていることから比較的、男性のほうが上司に怒られる機会が多いのだろうか。
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■長時間説教の末…
実際に、長い説教の末怒られているポイントがわからなくなっていしまう人の意見を調査すると…
「情報量が多すぎて5分を経過した頃から頭がぼーっとしていまい、よくわからないまま説教タイム終了」(20代男性)
「怒られすぎて頭が真っ白になってしまい、我に変える頃には説教が終わっているから」(20代女性)
「毎回長いこと説教する上司だと、そもそも話を聴いてないから」(30代男性)
「最初は真摯に受け止めていたが、途中から上司の話に枝葉がつき話が横道にそれるので、終わった頃には反省するポイントがわからなくなる」(30代女性)
「相手に期待しているから怒る」「怒られている内が華」といわれるように、部下に真剣に思いを伝えようとするあまり、あれこれ口を挟んでしまい、つい長丁場になってしまうのかもしれない。
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■説教とパワハラは紙一重の時代
昨今では、説教と銘打って、部下に暴言・脅迫・人格の否定をする「パワハラ」上司の被害者報告も少なくない。
一方で、部下指導に少々熱を込めただけで、「これ、パワハラですよね」と言われ、それ以降、部下指導に悩むようになったという上司サイドの話も耳にする。
もし、叱責する場面に遭遇した場合は、頭ごなしに怒鳴るのではなく、一度深呼吸して部下にしっかり伝わる愛ある指導を心がけることが大切なのかも。
いずれにせよ、終わりが読めない長時間の説教は、重要なポイントが掴めず集中力も維持しづらい。怒られる側としては、わかりやすく簡潔に叱ってもらいたいところである。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名