野茂英雄から借金している人も… スポーツ選手の「引退後」にガッカリする原因とは

元近鉄・佐野慈紀氏が同僚の野茂英雄氏から金を借りて返さず? スポーツ選手の第二の人生には色々と問題も

スポーツ

2018/09/29 10:00

(miflippo/iStock/Getty Images Plus)

27日、元メジャーリーガーの野茂英雄氏が、近鉄バファローズ時代の同僚・佐野慈紀氏に対し借金を返すよう求め提訴していたことが判明。

友人関係にあるといわれていた両氏のトラブルに、野球ファンから驚きの声が上がった。


 

■佐野氏が野茂氏から借金し返済せず

佐野慈紀氏は2003年頃、金に困っており、見かねた友人の野茂氏が年0.3%の利息で3000万円を貸したのだそう。

2013年までに返す約束だったが佐野氏は434万5000円を返したのみで、以降連絡が取れない状態に。同氏は解説やOB戦に姿を見せており、野茂氏がしびれを切らした形だ。

佐野氏は明るいキャラクターで人気があり、一億円プレーヤーになったこともある高給取り。そんな人気と実力を兼ね備えた彼の「裏事情」に落胆するファンも多かった。


 

■セカンドキャリアにがっかりする人も

プロ野球を筆頭に、スポーツ選手が引退後犯罪者となることや、佐野氏のような金銭トラブルを起こすことは稀にある。そのたびに、ファンから落胆の声が聞こえててくる状況だ。

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,363名にスポーツ選手のセカンドキャリアについて聞いた調査したところ、「ガッカリしたことがある」と答えた人は全体で16.5%。

さらに年代別に見ると、20代男性は24.2%と高い割合になっている。

トップリーグ(ラグビー)・Bリーグ(バスケットボール)などが創設されており、プロとしてスポーツに従事する選手が増えていることも理由の一つだろう。


■原因はなんなのか

なぜがっかりさせるようなスポーツ選手が現れてしまうのか。スポーツに詳しいKさんに意見を聞いてみた。

「プロ野球やサッカーなどは年俸も高く、良い生活を送っている。いざ『収入が減りました』となっても、生活水準を落とせず、金欲しさに犯罪に走ってしまう選手が少なくない。


また、そこそこ有名な選手になると高収入と知名度を持つがゆえに投資話も多く乗ってしまったり、安易な気持ちで飲食店経営に乗り出すなどして負債を抱えるケースもある。


本来はスポーツチームが選手を社員として扱い人間教育をしっかりすれば良いのですが、『プレーが上手ければそれで良い』風潮がある。そして、結果が出なければ『クビにすればいい』。


チームが派遣社員のような感覚で雇っていること、そして選手がそれを理解せずセカンドキャリアをしっかり考えないことが原因でしょう。致し方ない部分もありますが、現状のままで良いとはいえないと思う」


スポーツ選手には必ず訪れる「引退」と「第二の人生」。チーム・選手それぞれが、「セカンドキャリア」についてしっかり考えるべきかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)

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