港区女子になりたい女性はどれくらい存在する? 高年収ほど憧れるわけでもない傾向も
六本木や青山、麻布十番などに出没・生息すると言われる港区女子への憧れを調査。
「港区女子」という言葉がある。港区は、大阪市や名古屋市にも存在するが、ここでいう港区は、東京23区で六本木や青山、麻布十番などを擁する国内有数のおしゃれエリアのことだ。
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■港区女子願望がある人たちは…
港区女子とは、港区に居住もしくは出没する、おもに20代前後の女性。日夜おしゃれなレストランやバーを訪れ、年上のお金持ち男性と会食する。インスタ映えに余念がなく、キラキラした生活を送っている。
そんな人間が実在するのか…と疑いたくもなるが、メディアを賑わわせることは少なくない。そこで、しらべぇ編集部は、全国20〜60代の女性736名を対象に、港区女子についての調査を実施した。
その結果、(やや無理のある願望も合わせて)「港区女子になりたい」と答えたのは、全体の6.8%。かなり限られた割合だ。
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■20代は1割以上に憧れあり
ところが、年代別に見ると特徴的な結果に。
20代女性は12.8%が「港区女子になりたい」と回答。歳が近いはずの30代では4.7%まで落ち込むのと対照的だ。
20代女性は、メディアで描かれるキラキラした生活に憧れる人がある程度いるのに対して、既婚者や子育て中の女性も増える30代は「遊んでる場合じゃない」という思いなのかもしれない。
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■「やや高年収」の興味が高いが
また、年収別に見ると、興味深いことが判明した。
港区女子願望が最も高かったのは、年収700万〜1000万の女性で4人に1人を超えた。500万〜700万の、やや年収高めのグループが1割強で続く。
ところが、年収が高い女性ほど港区女子に憧れるのか…と思うとそうでもなく、今回の調査では、年収1000万円以上で「港区女子になりたい」と答えた女性はゼロ。
すでに港区に住んでいるのかもしれないし、意味のない憧れは持たない賢明な人たちの可能性もある。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の女性736名(有効回答数)