福岡市、無賃乗車常習犯に警戒 合言葉は「ブルゾンちえみに気をつけろ!」
福岡県で無賃乗車の常習犯に悩まされるタクシー協会。「ブルゾンちえみに気をつけろ!」と騒動に。
福岡県福岡市のタクシー業界がザワついている。「ブルゾンちえみに気をつけろ!」という合言葉が生まれていると、東スポWebが報じている。
■無賃乗車が続発
名前も連絡先も告げたまま、支払わない…という無賃乗車が何度も発生しているらしい。また、同一人物と思われる女によるもので、無賃乗車の常習犯の可能性も高いようだ。
9月には一般社団法人「福岡市タクシー協会」は、「乗り逃げ事案の発生・手配について」との手配書を加盟会員に配布するほどだから、おだやかではない。
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■名前と住所、電話番号も告げて踏み倒し
「手配書」には9月4日の夜の出来事が書かれているそうだ。博多区中洲から乗車した女は、10~15分ほどの距離のアパートを目的として告げた。
目的地に到着すると「お金がないので家から持ってきます」と、身分証を呈示し、名前と住所、携帯電話番号を告げて、車内にバッグを置いたまま部屋に入っていったという。
しかし、女が部屋から出てこないため、乗務員は室内に向けて声をかけたり、携帯に電話したりしたものの、応答はなかったとか。
1回の被害金額は数千円程度だというが、半年前にも同一人物と思わしき女から同じ被害を受けているそうだ。「今後も連続して発生する可能性が高いため、乗務員に注意喚起」と記されているようだ。