福岡県・高校入学願書の性別欄廃止を発表 「制服も選べるようにしてほしい」の声も
福岡県・教育委員会は、入学願書や受検票にある性別記入欄を廃止することを発表した
17日、福岡県教育委員会が「来年3月の県立高校入試から、入学願書や受検票の性別欄をなくす」と発表した。
■「選考に必要ない情報」
今までは、入学願書や受検票など入試までは、受験者の氏名や生年月日、出身学校などのほか、性別の欄がある。これに対して「書くことに抵抗のある生徒もいる」との理由から県教委は「選考に必要ない情報と判断した」と廃止を決めたそうだ。
1969年度の入試以降から設けられていたという性別欄だが、4年前には性別欄の様式の変更をしている。それまで「男・女」の丸づけ型だったものを記入型に改めて以来の変更だという。
一方、教員が記入する調査書(願書と一緒に提出)には、性別欄を残している。
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■「どうせなら制服も…」
この報道を受けてネット上では、「男女の比率」に対する疑問の声、「制服も好きな方を選べるようにするべき」との意見など、様々な意見が寄せられている。
「まぁ写真と名前見れば大体わかるよね。 心は別として」
「男女の比率とかは必要なことだよね? 性別はわかってるけど自分で書き込むことを廃止ってこと?」
「性別をわからなくする、っていうことではなく『書くことに抵抗のある』人への配慮でしょ? いいと思う」
「こういう取り組みは肯定派だけど、どうせなら制服も男女同じ物かスカートズボン好きな方を選べるようにしてほしい 」