おぎやはぎ矢作兼、芸人ドラフト会議を「勉強になる」と絶賛 養成所カリキュラムにも採用?
『アメトーーク!』にて、「第6回芸人ドラフト会議」企画が行われた。
25日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日・ABC系)にて、「第6回芸人ドラフト会議」企画が行われた。奇しくも本家のプロ野球ドラフト会議と同日の放送になったが、まったくの偶然とのこと。
■芸人ドラフト会議とは
この企画は有吉弘行考案によるもので、第1回は2009年に行われた。以後9年間にわたり断続的に続いている人気企画だ。
指名者は、仮に自身が日曜ゴールデンで冠番組を持った場合に誰を出演させたいか妄想し、レギュラー7名程度とアシスタントを1名指名する。「芸人ドラフト会議」と銘打っているものの、対象は必ずしも芸人である必要はない。
1巡目から順に各番組が1人ずつ指名していく方式は、実際のドラフト会議と同じ。もし同巡で同じタレントを複数の番組が指名した(競合した)場合、これまた本家同様、くじ引きが行われる。
なお言うまでもないが、ここで指名されたタレントが実際に番組に起用されるわけではない。そもそも番組自体が架空のものとなっている。
第6回となる今回の指名者は、矢作兼(おぎやはぎ)、三村マサカズ(さまぁ〜ず)、出川哲朗、陣内智則の4名。有吉は解説者として、雨上がり決死隊とともに仕切りを担当した。
関連記事:おぎやはぎ矢作、男からの痴漢被害を激白 怖すぎる体験に「一言も声が出ない」
■矢作「これ勉強になるやつだ」
同企画に初登場となる矢作は、「すごく真面目に考えたし、悩みました」と事前準備の苦労をしのばせるコメントを発し、「やってみて思ったんですけど、このシステムを人力舎(矢作の所属事務所)の学校に採用したい」と続けた。
人力舎は「スクールJCA」という養成所を運営しており、未来のお笑い芸人を目指す若者たちの育成にも力を入れている。矢作は「自分で選んでみるとわかるんですよ。なぜ自分はひな壇に呼ばれないのか、呼びたい人が売れている理由も」と力説した。
確かに、芸人はあくまでフロントに立つプレイヤーではあるものの、使う側の目線で物事を考えることは非常に有益だろう。「これ勉強になるやつだって思った」とは矢作の弁だ。
これは何も芸能界に限った話ではない。自分の実力に自信を持っていながら、思うように仕事を振られず悩んでいる会社員などにも、十分に意義のある思考実験であると考えることができる。