男性の4割が美容院に行ったことがない? 床屋の「顔剃りサービス」を求めてか
床屋というと「おじ様」が利用しているイメージがあるが…
一般的に日本人は髪の毛は、1ヶ月で1cm程度伸びるといわれている。一昔前なら、髪を切るなら「男性は床屋、女性は美容院」といわれていたが、近年では、その垣根もないようだ。
一方で、髪を切るなら床屋と決め、「美容院で髪を切ったことがない」という人も一定数存在するのではないだろう。
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■約4割がノー美容院
しらべぇ編集部は、全国20〜30代男性を対象に、「美容院の利用」についての調査を実施。 美容院を「利用したことがない」と答えたのは、全体で41.5%。
やはり男性は床屋に行くことが多いのだろうか。中には、両親や自分でカットしている人もいるかもしれないが、かなりの確率で美容院デビューをしていない人がいると考えていいだろう。
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■60代ダントツの「ノー美容院」
さらに、この「ノー美容院」率を年代別にみると、最も高いのが60代で60.7%。20代に30ポイントつけ、ダントツの結果に。
また、50代を境目に美容院が男性にも浸透していることが判明。今から18年前、腕のいい男性美容師が主人公のドラマが流行した。その後、カリスマ美容師がブームとなったが、その影響からだろうか。
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■「早い・安い・顔剃り」で床屋
実際、どのようにして床屋と美容院を使い分けているのだろうか。自由解答欄に寄せられたコメントにはこんな声が…
「顔剃りがスッキリするので、あえて床屋に行く」(50代男性)
「女性の方が多いので、男が行くのはやっぱり恥ずかしい」(30代男性)
「坊主なので美容院である必要がない」(30代男性)
「美容院は時間が長いイメージがある。床屋ならさっと終わるから」(40代男性)
どうやら「早い・安い・顔剃り」を求めて床屋に行く男性が多いようだ。
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■美容院と床屋の違いってなに?
一般的に性別で区別されやすい床屋と美容院だが、床屋には「理容師免許」、美容院には「美容師免許」がそれぞれ必要であり、法律によって業務内容が定められている。
・理容とは、頭髪の刈込、顔そり、等の方法により、容姿を整えること(理容師法第一条の二第二項)
・美容とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること(美容師法第二条第二項)
つまり、バリカンを使った刈り上げや顔そりが得意で、カミソリが使用できるのが床屋ということになる。
床屋・美容室それぞれに違った良さがある。「顔剃りしたいときは床屋」といったように、目的によって使い分けるのがベストといえる。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代 男性ユーザー計750名