バス運転手が走行中に意識失うトラブル 「乗客のとっさの機転」に称賛相次ぐ
三重県内を走る観光バスの運転手が突然意識不明に。乗客の機転で悲劇は免れた。
15日、三重県内を走る観光バスの運転手が意識を失い、乗客が機転を利かせてバスを止めるという事態が発生。この乗客のとっさの判断に、ネット上では称賛の声があがっている。
■トンネルの中でバスが止まる
15日午前10時35分ごろ、三重県紀北町の高丸山トンネル内で、観光バスの乗客を名乗る女性から「運転手が運転中に意識をなくし、トンネルの中でバスが止まった」と110番通報があった。
報道によれば、運転手が意識を失ったことに気づいた乗客がバスを止め、バスは縁石に乗りあげた状態で止まっていたという。幸いにも乗客約30人に、けが人は確認できていないそうだ。
このバスは1泊2日のツアーの予定が組まれており、同日午前7時ごろに愛知県豊橋市を出発し、和歌山県串本町へ向かっているところだった。運転手の男性(46)は7月の健康診断でも異常はなく、薬の服用などの申告もなかったとのことだ。
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■「ナイス判断」と称賛の嵐
この乗客のとっさの判断に、ネットからは「ナイス判断」「勇気ある行動」と称賛の声が相次いでいる。
・トンネルの中ということで1つ間違ったら大惨事になるところでした。うまく処置されて本当に良かったです
・気付いたのもすごいし、止めたのも凄い。止めた方は勇気ある行動ですね
・ナイス判断。とっさの行動ができた乗客は、賞賛に値すると思う
・運転席に意識を失った運転手がいるバスを止めるってすごく大変だと思う。その乗客の判断で、怪我人が出なくて済んだのだろう