『サザエさん』“かかあ天下”の本当の意味に驚きの声 「褒め言葉だったんだ…」
サザエさん一家はかかあ天下? 本当の言葉の意味に驚きの声が続出
「かかあ天下」と聞くと、夫を尻に敷いているような「気の強い奥さん」をイメージする人が多いだろう。
18日放送のアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)にて、「かかあ天下」の言葉の由来と本当の意味について解説される一幕があり、視聴者から驚きの声が上がっている。
■「かかあ天下」は妻への最上の褒め言葉
「かかあ天下でございます」という回において、ひょんなことから近所の主婦たちの間で「サザエさんはかかあ天下」という噂が広まってしまう。
かかあ天下とは、「怖い奥様」のことだと思いこんでいた主人公・フグ田サザエは、家族の前で「かかあ天下なんて嫌だわ」と愚痴をこぼす。すると、父・磯野波平は「かかあ天下とからっ風は上州名物」であり、サザエが言葉の意味を理解していないことを指摘する。
波平は続けて、現在の群馬県にあたる上州では働き者な女性が多かったことから、男性たちが自分の妻を「俺のかかあは天下一だ」と自慢するときに使われた言葉が、「かかあ天下」の発祥であることを説明。磯野家の居間に驚きの声が響いた。
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■かかあ天下のほうが上手くいく?
その後、サザエには夫との関係に悩む近所の主婦たちから「かかあ天下になるためのコーチをしてほしい」との相談が寄せられ、彼女の奇想天外な解決策が評判となり、その後もひっきりなしに相談が寄せられる事態に。
一方で、夫・フグ田マスオは、サザエの評判を聞きつけた仲間たちから「かかあ天下被害者の会」という集いに招かれてしまう。妻への愚痴が飛び交うのかと思いきや、その席に集まった被害者男性たちからは「亭主関白よりかかあ天下のほうが家庭は上手くいく」「家庭円満の秘訣だね」といった言葉が。
様々な夫婦が「お互いを思いやることの大切さ」に気付き、家庭のあり方について改めて考えさせられるような内容となっていた。