お金は使いたくないけど見たい! 立ち読みで袋とじを覗きたくなる心理
なにが、隠されているのか…
■隠れているから見たい心理
開けないまま袋とじを見るには、かなり怪しい体勢になる。
「買うまではいかないけれど気になる袋とじは、ちょっと広げて覗き込むことはする。そんなことしてもちゃんと見えないし、周囲にしたらちょっと怪しい光景だろうな…」(30代・男性)
袋とじされているからこそ、「見たい」という心理が働くとの声も。
「購入して袋とじを開けてみても、中身はそれほど大したものじゃないことも多い。『ここでは見られない』という気持ちが、見たい心理に拍車をかけるのだと思う」(40代・男性)
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■購入していないのに袋とじを開ける人も
購入もしていないのに、袋とじを開ける不届き者もいるようだ。
「コンビニで週刊誌を立ち読みしていたら、袋とじがすでに開けられていたことがある。自分がやったみたいになると嫌なので、慌てて本を置いて店を出た。
我慢できなかったのかもしれないけれど、それなら責任を持ってちゃんと自分で買えよと思った」(30代・男性)
出版業界は、不況だと言われ続けている。袋とじが気になるなら、やはり購入してお金を落とすのが最良の選択である。
「横から覗くほど気になるなら、もう買ってあげればいいのにと思う。少しでも売上に貢献すれば、次の袋とじもいいものを作れるようになるかもしれないのに」(20代・女性)
出版社としては立ち読みでなく、やはり買って読んでほしいと思っているのは当然のことだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)