『レコード大賞』DA PUMPが全員で『YMCA』を踊った理由 「涙が出てくる…」
『U.S.A』のパフォーマンスの中で、『YOUNG MAN』の振り付けを全員で踊ったDA PUMP。ある悲しい出来事を思い出した人々が続出…
■『U.S.A』には絶対大賞を取らせないルール
ある事情によってレコード大賞を受賞できなかったという事例は、今回のDA PUMP以外にも存在する。
今年5月に亡くなった西城さんは、1979年の『第21回日本レコード大賞』において、社会現象にまでなった『YOUNG MAN』が、「外国人作曲のカバー曲だから」という理由で大賞を逃すどころか審査対象から外されていた。
『U.S.A』も、1992年に発売されたジョー・イエローのイタリア語版ユーロビート楽曲を日本語でカバーしている作品であることから、今回も「外国人作曲の作品」であることを理由に落選した可能性は否定できない。
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■DA PUMPの「YMCA」に涙した人々も
当時の西城さんと同じ境遇にあるDA PUMPがこのステージで「YMCA」を踊ったことに、思わず涙を流してしまったという視聴者も。
DA PUMPがU.S.A.の最後にYMCAやった事に、秀樹ファンの母上が泣いてたわ。
海外カバー曲は大賞が取れないレコ大だからこそ、大賞取れなかったYMCAや西城秀樹さんへの敬意が泣ける!と。
日本作曲家協会が絡んでるから仕方ないんでしょうけど、我が家の中での大賞はU.S.A.だわ。— 櫻井(仮) (@extasy1048) December 30, 2018
https://twitter.com/ktktktss/status/1079371006660075520
才能があるのに長らく悔しい思いをしてきた人ってのはやっぱり違うなぁと思いました。大賞を逃してまた同じ気持ちを増したかも知れないけど、あの数秒で秀樹の気持ちも、秀樹ファンの気持ちも物凄く晴らしてくれたと思います。パフォーマーってこうゆう人達のことですよね。#DAPUMP#西城秀樹#YMCA
— 猫助 (@Fy31rsklkbwTatg) December 30, 2018
「U.S.A.」を歌ったDA PUMPが日本レコード大賞でYMCAの振り付けをやったとか。本来レコ大は外国人作曲の歌にノミネート資格が無く当時大ヒットした西城秀樹の「ヤングマン」はノミネートされなかった。視聴率の為に選ばれたかもしれないがDA PUMPの西城秀樹へのリスペクトに涙腺が緩む。
— 愛猫はポチ (@poti1974) December 30, 2018
西城さんのファンからは「あの数秒で気持ちが晴れた」など、多くの感謝の声が寄せられている。
大賞は逃したものの、優秀作品賞を受賞したDA PUMP。平成が終わり、その年に国民から愛されたすべての楽曲が、平等に審査される時代が訪れることを願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)