暴力を振るう異性と交際経験ある? 若い世代では男性にDV被害が目立つ傾向も
歪んだ愛情が暴力に変わってしまう人もいる
配偶者や交際相手に暴力を振るい、身体的にも精神的にも追い詰めるDV。2008年に放送されたドラマ『ラストフレンズ』(フジテレビ系列)では、恋人への歪んだ愛情がクローズアップされていて、衝撃を覚えた人もいるだろう。
社会問題にもなっているDV問題。交際している異性から暴力を振るわれた経験がある人も少なくないはず。
■約1割が恋人から暴力
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,313名を対象に調査を実施した。その結果、全体の11.0%が「暴力を振るう異性と交際したことがある」と回答した。
10人に1人の割合がDVの被害者になったことがあると考えると見過ごせない数値だ。
なお、男女比を見ると、男性10.6%、女性11.4%と僅差である。一般的にDVと聞くと女性が被害にあっているイメージが強いが、同じ数だけ男性の被害者もいるようだ。
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■2〜30代男性に目立つDV被害
さらに、この調査結果を男女・年代別に見ると、驚愕の事実が判明した。
もっとも割合が高いのは20代男性で18.5%。20代女性と30代男性が同率の18.0%で続いた若い世代、それも男性に被害者が多い結果となった。一方で、もっとも割合が低いのは男女ともに60代で1割を下回っている。
また、男性のグラフを見ると歳を重ねるたびに割合が減っているのに対して、女性陣は20・50代に2つの山が存在する、ふた山グラフになっていることも特徴的だ。